まちかど情報室は「文字を楽しもう」というテーマ。
2016/05/09(月)の放送でした。
●漢字のまち喜多方市のツアー=「古代文字ミステリーウォーク」
福島県喜多方市にある酒蔵。
地酒が楽しめると、沢山の観光客が訪れます。
カウンターには、ちょっとユニークなボードがありました。
漢字の元になった古代文字を組み合わせたものが描かれています。
「宴」という文字でした。
地元のお店や施設など220ヶ所に古代文字があります。
それをめぐってもらうことで、町おこしにつなげたいというアイディア。
喜多方市では2年前から、こういったツアーを始めました。
和久田 「面白いですね。」
花屋さんには、「花」の古代文字が。
靴屋さんの看板には、足跡のイラストのようなものが描かれていました。
実は、「歩」という字でした。
足が交互に進んでいく様子が表現されています。
古代文字が店の人との会話のきっかけにもなります。
ツアーで立ち寄ったお店でついついお買い物。
Hさん家族は、こうした街歩きを3時間ほど楽しみました。
「いい、脳トレになりました。」
「みんなで、ああじゃない? こうじゃない? というのが楽しいと思いました。」
和久田 「歩いて、適度に体を動かして、話も弾んで。楽しいですよね。」
このツアー。
もともとは、古代文字を研究している書道家の方が、町おこしを兼ねて修学旅行生に向けに考えたアイディアでした。
評判がよかったので、今月からは大人向けに地酒やラーメンを楽しみながら歩くコースも始めたということです。
(こちらは、「地酒秘蔵ツーリズム」だと思われます。)
古代文字は味がありますね。
喜多方市では、創作漢字コンテストなども行われているそうです。
漢字にこだわった町おこし、興味深かったです。