牛乳の宅配時に見守り=「高齢者みまもり隊」20161025-1

「高齢者見守り 新サービス」
2016年10月25日(火)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

お年寄りを見守る、新たなサービスが紹介されていました。

●牛乳の宅配時に見守り=「高齢者みまもり隊」

牛乳を配達しながら高齢者を見守ろうという新たなサービス。

一人暮らしをしているAさん、95歳。
週2回の牛乳配達を楽しみにしています。

牛乳は、希望の時間に配達員が、直接手渡してくれます。

会話を通じて、変わりがないか確認してくれます。

この見守りサービス、去年配達の際に高齢者が倒れているのを見つけた事がきっかけでした。

異変があった場合には、救急に連絡をしたり身内の方や民生委員に連絡をしたりしてくれます。

配達員 「お話してる声のトーンや、出てこられる感じとか気をかけてるつもりではいます。」

Aさん 「話し相手がいないんですよ。
いいですよ、話してもらえば。どうですかお元気ですかってね。なんとか、もちこたえてますよ。」


明治牛乳の宅配でしたね。
ただ、どこでも見守りサービスをしているわけではないようです。
今回紹介されたのは「ミルクボーイ」(佐世保市、北松浦郡、佐賀市、武雄市の株式会社明治の健康宅配店)という会社でした。

「ミルクボーイ」のページ

ゆくゆくは、いろいろな宅配関連のサービスが、見守りも兼ねるようになっていくだろうなと思いました。
ニーズは高いと思います。

買い物でリハビリ=「ショッピングリハビリ」20161025-3

まちかど情報室は「高齢者見守り 新サービス」というテーマ。
2016/10/25(火)の放送でした。

●買い物でリハビリ=「ショッピングリハビリ」

買い物に出かけてもらって健康維持してもらおうという自治体の取り組みです。
島根県奥出雲町が今月から始めたのは、高齢者を地域で一番大きなショッピングセンターに送迎し、買い物サポートするサービス。

その名も「ショッピングリハビリ」という取り組みです。

「ショッピングリハビリ」のFacebook

この日参加した6人は、スタッフの付き添いのもと買い物を楽しみました。

町は店の協力のもと、特別なカートを用意しました。
ハンドル部分が大きくなっていて、肘を乗せて体重をかけた楽な姿勢で動き回ることができます。

足腰への負担を減らそうと、開発されました。

「楽ですよこれ。なかなか買い物まで来ませんから。」

一時間の買い物でおよそ5キロを歩くのが目標です。
買い物を通して、考えたり計算したりすることも認知症予防に効果があると期待されています。

「楽しいですわ。少しでも安いものをね。
もう一つ忘れてた、煮物も買おうと思ってた。」

和久田 「買い物しながらだと、自然と沢山歩けそうですね。」


このカート。
もともとは介護施設で使うために開発されました。

買ったものはスタッフが箱に詰めて、送迎とともに玄関まで届けてくれるそうです。

もともと買い物は楽しいもの。
サポートがあれば、どんどん歩くことが出来ると思います。
いいところに目を付けたと思います。

椅子にもなる杖=「Ta-Da chair」20160926-1

「二兎(にと)追いました」
2016年9月26日(月)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

使い方が一つだけではないお得なアイディアが紹介されていました。

●椅子にもなる杖=「Ta-Da chair」

そろって博物館めぐりをしているWさんご夫妻。
夫が使っている杖にはもう一つの機能があります。

歩き疲れて一休みする時に活躍します。
手元のロックを外したら、折りたたまれていた脚が出てきて、椅子になります。

いつでもどこでも椅子に早変わりというアイディアです。

普通の杖よりも少し重くなりますが、体重80キロの人まで座れます。

座るときは杖の持ち手を前にして座ります。

戻すときはロックの部分を持ち上げれば脚の部分が折りたたまれ、イスと杖を簡単に使い分けられます。

和久田 「しゃがまずたためるというのは、楽ですね。」

「毎朝、1キロぐらい歩くんですが、その時にも休んで、広げて腰かけることもできるし、軽いしほんとに便利がいいです。」


簡単に折り畳みが出来るようですね。

イスになった時の安定感もありそうでした。
座っているとき、持ち手を握ることが出来るので、安心感があると思います。

使ったみたいなと思いました。

手袋型、汗ふきシート=「からだふき手袋」20160722-2

NHKおはよう日本、2016/07/22(金)のまちかど情報室のテーマは、
「汗をかいてもスッキリ」

●手袋型、汗ふきシート=「からだふき手袋」

外で遊ぶのが大好き。
Aさん親子です。

子供たちは、遊ぶとすぐに汗をかきます。

「小さいし、動き回るので思うように(汗を)拭けないことがよくありました。」

そこで使うようになった手袋があります。

これは、手袋の形をした使い捨ての汗ふきシートです。

水分を含んでいて、手にはめれば体の隅々まで手早く拭くことができます。

ミカンのエキスも含まれているので、香りもさわやかです。

「気持ちいい!」

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「そのままにしておくと、すぐ痒くなってあせもになったりします。細かいところも拭けるので、とても便利です。」

この手袋はレンジで温めることができます。

Aさんは、子供が風邪をひいてお風呂に入れないときも、体を拭くのに使っているそうです。


介護用品として意識されている製品のように思いました。

「せっけんの香り」と「無香料」がありました。
みかんのエキスは香のためというよりも、保湿効果のために使われているようでした。

手の形をしているというのは、かなり便利だと思います。

室内と室外で使い分けられる杖先=「杖先くるりん」20160623-3

まちかど情報室は「状況にあわせます」というテーマ。
2016/06/23(木)の放送でした。

●室内と室外で使い分けられる杖先=「杖先くるりん」

Sさん。
歩くときは杖を使っています。

「室内で使おうとするときにその都度きれいにしたいという気持ちがあるので、(先を拭くのは)少し手間でしたね。」

そこで使うようになったのが、杖の先に取り付ける部品。

室内で使っている杖の先は白い部分。
外に出るときは、ボタンでひっくり返すことが出来ます。

ボタンを押すと先端が外れ回転するようになっています。
黒い方が屋外用。
黒い方が下になったところで押し込んで、固定します。
軽く押すだけで固定できます。

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一つの杖で手軽に使い分けられるというアイディアです。

何度でも簡単に入れ替えることができます。

和久田 「玄関先でさっと入れ替えられますね。」

附属のキャップをかぶせることで、ほとんどの杖に取り付けることができます。

「便利ですよね。相手のお宅に失礼にならないように、室内に行く場合には、やっぱりきちっとしないといけませんのでね。衛生的に使えると思います。」


何かの番組で、見たことがあるような気がします。
靴は脱ぐのに、杖先がそのままというのは、やはり抵抗感がありますね。

いちいち拭くというのは、大変な場合もあると思います。
杖を使う人には、とても喜ばれることでしょう。

ワンタッチでストッパーが外れるというのは普通ですね。
ただ、その後どっちが下に来るのかわからないというのでは、安心して使えません。
おそらく、反対側が下に来るように作られていると思いますが、そこに工夫があるのだと思います。

そのまま搬送できるベッドパッド=防災敷きパット『らっこちゃん』20160615-3

まちかど情報室は「そのまま使えます」というテーマ。
2016/06/15(水)の放送でした。

●そのまま搬送できるベッドパッド=防災敷きパット『らっこちゃん』

民間救急医療サポートサービス滋賀 「らっこちゃん」のページ

高齢者福祉施設での取材。

ここで暮らそう年寄りの方が、ベットに敷いているパッド。
いざという時に役立つアイディアがあります。

両サイドにはポケットがあって、中にはベルトが入っています。
シートベルトと同じ丈夫な素材でできています。

災害など万が一の時には、二本のベルトを肩に掛ければ、車椅子を使わず寝ている方をそのまま素早く避難させることができます。

Youtubeに2分ほどの説明ビデオがアップされています。

考えたのは、滋賀県で消防署に勤務していた男性。
寝たきりの人をもっと素早く救助できないかと考え、パッドにベルトをつけるアイデアを開発しました。

ベルトはパッドの中を通してあるので、安定して抱えることができます。
また、生地には燃えにくい素材を使っています。

「実際に使うと、思っている以上に楽。かけてる間手が動くんですよね。ほかの作業が出来るんで、これがあるっというだけでも安心材料です。」

パッドの四隅にもベルトがあって、力が足りなくて持ち上げられない緊急時には、頭を上げて床を引いて移動することもできます。

和久田 「いざという時に安心ですね。施設だけでなく、自宅にあってもいいかもしれませんね。」


いざという時に備えて、効率的に避難できる方法が広がっていくといいですね。

ビデオにもありましたが、火災は夜起きることが多いということですから、寝具のまま運べるということが大事になってきます。

火災現場を知っているからこその発想だなと思いました。