「仕上がり確認サービス」
2016年12月15日(木)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
VR(バーチャルリアリティー)の技術を使って、仕上がりが確認できるサービスが紹介されていました。
●VR試着システム=「バーチャルフィッティングアバターシステム」
UNIVERSAL LANGUEAGE MEASURE’S あべのハルカス店のブログ 『バーチャルフィッティングアバタ―』
大手紳士服メーカーの売り場。
スーツの売り上げが伸び悩むという中で、人気があるのがパターンオーダーのスーツ。
会社員のYさんはパーティーのために一着つくろっとやってきました。
欲しいのはグレーのスーツ。
実は、生地だけで700種類以上もあり、決めかねています。
色味が自分の肌に合うかどうかわからないような生地もあるので不安があったというYさん。
そこでこの店が用意したのは、タブレット端末を使ったバーチャル試着サービス。
まずは、Yさんの顔や頭をカメラで360度撮影。
そして、Yさんに似た体型を合成して、立体的な分身を作ります。
結構背中までリアルに映ります。
好みの生地をタッチすれば、一瞬で着せ替えることが出来ます。
無難な無地にしようと考えていたYさんですが、、、
いろいろ試した結果、青いラインが入ったチェック柄を選びました。
そしてスーツに合うネクタイも確認できます。
「今まで自分が挑戦していけるかどうか悩んでいたところを、(思い切って)挑戦することができました。
オシャレに対する楽しみが増えたように感じました。」
オーダーメード店には「手間を掛けさせて試着までしたので買わないわけにはいかない、、、」という心理的な障壁があると言われます。
このシステムだと、VRを使って簡単に試せるので、気軽ですね。
オーダースーツの敷居が下がったといえるでしょう。
実際に店の売り上げも増えているとか。
いろいろな人がオーダーに挑戦するようになってくるだろうなと思いました。