NHKおはよう日本、2014/09/01のまちかど情報室のテーマは、
「”もしも”に備えます」
●クッション部分が取り外せる椅子=「d.a.t 防災スツール」
・問い合わせ先:山形大学工学部バイオ化学工学科
Tel:0238-26-3156
大学生が考えた防災のアイディア商品です。
それは椅子。
地震が来たとき、座っている椅子のクッション部分を外して、頭にかぶることができます。
いつも座っている椅子なら、緊急の時にも素早く持ち出せます。
考えたのは山形大学の工学部の学生の皆さん。
防災用品を開発する授業で、去年、宮城県石巻市を訪れました。
そこで住民の皆さんに聞き取り調査を行いました。
「避難先は体育館が覆いと言うことで、硬い床の上で一日過ごさなければいけないということでつらい、という声が多かったです。」
そこで、厚手のクッションがすぐに持ち出せれば、避難先でも役立つと考えました。
椅子から外して頭にかぶってきたクッションを、床に置いて座布団にしたり、枕にしたりすることができます。
かぶったときの姿は、キノコのようで、ユーモラスですが、頭の部分をしっかり守れそうな感じがしました。
東京テレビ トレたまでも取り上げていました。
トレたま2014 すぐに持ち出せる | 「d.a.t.スツール」20140310
値段は高めですが、仕方のないところでしょうか。
学生さんたちは、さらに、このアイディアを磨いていきたいということでした。
今後の展開にも注目したいですね。