まちかど情報室「カタチ変わります」
2015/12/01(火)の放送でした。
●ヘルメットになる椅子=「マモリス(mamoris)」
白い椅子が登場。
あるものに形を変えるそうです。
和久田さんは見当が付きませんでした。
職場に置いているというKさん。
椅子から立ち上がって、背もたれを外して頭にかぶりました。
椅子の裏側にヘルメットがついていました。
座るところについているつまみを回すとヘルメットを固定したロックが外せるという仕組みです。
避難しようと思ったらすぐにヘルメットを用意できるようにしたというアイディアです。
かぶった時に椅子の背もたれ部分が、首から背中にかけて覆ってくれます。
和久田 「確かに、後ろ側って無防備になりがちですからね。」
前かがみになっても、背もたれ部分が跳ね上がらないようにデザインなども工夫しています。
「ヘルメットを置くスペースが確保できる。いざという時には身を守るものとして、身近にある安心感があっていいですよね。」
和久田 「地震が来て机の下に隠れたとき、目の前にあるというのが、安心ですよね。」
探し出さずに、椅子からそのままヘルメットになるということです。
グラフィックデザイナーの男性が考えました。
椅子としての強度も保ちながら、ヘルメットの安全性も加工したい、さらにかぶりやすくなければならないということで、素材や構造に工夫を重ねたそうです。
重さが1150グラム。
開発に4年かかったそうです。
オンラインストアで販売が開始されたようです。
いつもちかくで、まもるイス。マモリス。
2013年10月25日の東京テレビWBS「トレたま」で取り上げていました。
その時には、まだ製品化されていなかったようです。
課題は、1.4キロという重さや、ヘルメットとしての安全基準をクリアすることでした。
それらが見事クリアされて、販売に至ったのですね。
素晴らしいです。
公共施設にも普及していくといいなと思いました。