「ズレない工夫しました」
2016年1月26日(火)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
「ずれてイライラする」悩みに応えたアイデアが紹介されていました。
●押さえるとピタッと止まる定規=「ピタットルーラー」
建築設計の仕事をしているKさん。
模型を作るときなどに困っていたことがありました。
「長時間(切る作業を)やっていると、手にだんだん力が入らなくなって線がずれてしまう、、、」
そこで使い始めたのが特別な定規。
定規の真ん中に黄色い部分があります。
それは樹脂でできていて、置いてみると、隙間ができるようになっています。
ここを軽く押さえると、ピタッと密着します。
紙にしっかりとくっつきずれにくくなります。
紙を切る作業もスムーズにできるようになるというアイディアです。
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樹脂は弾力があって、真ん中にスリットが入っています。
抑えるのをやめるとまた隙間ができて浮くので、動かす・止めるが切り替えやすいということです。
「軽く押さえるだけでピタッと止まるので、力を借りずに作業ができるのは、とっても楽で疲れにくくなりました。
作業効率も随分上がりました。」
和久田 「何時かも作業するのは、助かりますよね。」
Kさんの場合は、移動中にアイディアが思いついてメモをすることもあるそうですが、膝の上や、揺れる電車の中などの不安定な場所で使ってもずれないのが気に入っているそうです。
和久田 「はかどりそうですね。」
ノートなどでの作業にちょうど良い15センチと、長い30センチの2種類があります。
片側がアルミ、反対側がアクリル。
カッターを使うときはアルミ側、線を引くときにはアクリル側にすると、使いやすい。
よく考えられた定規だと思います。
メーカーHPでも、「二刀流」というキャッチフレーズがありました。
また、「ピタットルーラーは2015年日本文具大賞を受賞しました」ということでした。
使ってみたいなと思いました。