まちかど情報室は「軽い力で切れます」というテーマ。
2016/06/02(木)の放送でした。
●軽い力でよく切れるテープカッター=「カルカット」
ゴルフ教室で働いているYさん。
スケジュールなどの掲示物を定期的に張り替えていますが、その時に使うテープカッターには軽い力で切れる工夫がありました。
和久田 「普通のテープカッターに見えますけどね。」
特徴は刃の部分にあります。
一般的なものは、刃は山型になっていて、とがった先端がテープに刺さり、引き裂くように切ります。
Yさんが使っているテープカッターは、刃は滑らかな波形になっていて、全体で切れるように仕上げてあるので、軽い力でカットできます。
実際にテープの切り口を比べてみると、一目瞭然。
一般的なカッターで切ったものはギザギザになっていますが、このテープカッターで切ったものは切り口が直線です。
波形の部分すべてが刃になっているので、直線的に切れます。
半分ほどの力できることができるそうで、Yさんは掲示物を抑えながらでも簡単にテープをカットできるようになりました。
「軽いので、、、。切れ味がいいし、気持ち良いですよね。
ポスターもいっぱいはるので、仕事の効率が上がるので使いやすくて。
大活躍しています。」
和久田 「切り口がまっすぐだと、貼った時の見た目もよりきれいで、お店とか、いいですよね。」
考えたのは、老舗の文具メーカー、コクヨの男性社員。
軽い力で簡単に切れるようにと、2年かけて開発したそうです。
使っているうちに切れ味が落ちてしまうこともあるということで、刃の部分を取り換えることが出来るようになっています。
毎日使う人にはうれしい配慮だと思います。
ヘビーユーザーこそ、より満足感の高い製品だろうなと思います。
切れ味を確かめてみたいなと思いました。