ちぎって使う紙のクリップ=「link index clip(リンクインデックスクリップ)」20150603-2

NHKおはよう日本、2015/06/02(水)のまちかど情報室のテーマは、
「ちぎって 使えます」

 
●ちぎって使う紙のクリップ=「link index clip(リンクインデックスクリップ)」

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一見、コースターや鍋敷きにもみえるもの。

使っているのはWEB デザイナーのHさん。
隣の女性が、「Hさん、なんかこれを留める物あります?」
「あるよ」といって、さっきのものを取り出しました。

実は、弾力性のある紙でできた、ちぎって使えるクリップでした。

紙なので、書類と一緒にシュレッダーをかけて処分することもできます。

20個がリング状に繋がっていて、手帳のポケットなどに入れて持ち運べます。

外出先で急にクリップが必要になった時、例えば、先方に書類を渡す時などに役立つそうです。

このクリップ、挟んだ時に少し先端がはみ出るようなデザインになっています。
Hさんは本などに挟んで、付箋代わりにも使ってるそうです。
付箋よりもおしゃれな感じがします。

「ある程度必要な数だけをスマートに持ち運べる。
ちぎる感覚がすごく軽快で楽しい感じはありますね。
思わず使いたくなるデザインというところがすごく気に入っています。」


デザインオフィスnendo の製品。
nendoは佐藤ナオキを中心にしたデザインオフィスだそうです。
東京と医らのを拠点に、建築、商業空間、プロダクト、グラフィックなど幅広くデザインを手がけているとか。

金属製のクリップは、個人的には冷たい感じがしてあまり好みではありません。
紙製のクリップは、質感が面白いだろうなと思いました。

ブロックのようにくっつくペン=「アートライン ブロックス」20150421-1

「新発想! アイデア文具」
2015年4月21日(火)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

目の付けどころが新鮮な文具のアイデアが紹介されていました。
和久田さんは小学生のときに、ラメが入った筆記用具や、においのする消しゴムを集めていたことがあるそうです。

文具を集めるのが好きな人は多いと思います。

 
●ブロックのようにくっつくペン=「Artline BLOX(アートライン ブロックス)」

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高校一年生のAさん。
最近お気に入りの文具があります。

ペンキをするときに欠かせない蛍光ペン。
特徴は三角形の軸に小さな丸い突起が沢山ついています。
タコの足のような感じがしました。

ブロックのようにペン同士をくっつけることができます。

6色ある蛍光ペンをつなげると、一塊になります。
Aさんは、固めてこのまま持ち運べるので、ケースに出し入れする手間が省けていいそうです。

「デザインもかわいかったし、まとめれると持ち運びがすごく便利なので、楽しい。」

蛍光ペンの他にも、サインペンやシャープペンシルなど全部で42種類あって、自分で組み合わせることができます。

縦につないで長くすることもできます。
(実用性はあまりないと思いました。)


スタンプのメーカーというイメージが強いシャチハタ。
貴重な存在だと思います。

スタンプペンをはじめ、筆記用具も多くなってきたようです。

つまみを作ってくれる=テープカッター「タブメーカー 」20150421-2

NHKおはよう日本、2015/04/21(火)のまちかど情報室のテーマは、
「新発想! アイデア文具」

 
●つまみを作ってくれる=テープカッター「タブメーカー 」

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パン屋さんのオーナー、Tさん。

「注文入りました。」
といって、メモを棚に貼り付けました。

注文のメモや FAX を留めたり、店内に週替わりのお勧めを貼り出したりするときに欠かせないのが、セロハンテープです。

そのまま貼ると剥がしにくいので、テープの端を折り合わせてつまみやすくしています。

そんなTさんにとって便利なのが、特別なテープカッター。

テープを切るだけで自動でつまみを作ってくれるカッターです。

ひみつは、歯の手前にある、ばねで動く白い部品。
テープにくっつけて歯の近くまで引っ張ると、切れた瞬間にバネで戻って端が折れ合わさります。

剥がしやすいテープを一度に沢山作ることができます。
白い部品につかないようにテープを引けば、普通のカッターとして使うことができます。
「自分で、手で折り返して作ってたんですけど、貼ったり剥がしたりという作業が非常に楽になりました。」


コクヨからも似たような製品が出ていました。
「TUMAM de HAL(つまんではる)」
こちらは、ホワイトだけのようです。

ニチバン製のものも、コクヨ製のものも、基本的な構造は似ていると思います。
どちらも、失敗することもあるということで、評価はそれほど高くないようでした。

ホワイトボードのノート=「ヌーボード A5 SHOT NOTE タイプ」20150421-3

まちかど情報室「新発想! アイデア文具」
2015/04/21(火)の放送でした。

 
●ホワイトボードのノート=「ヌーボード A5 SHOT NOTE タイプ」

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普通のノートに見えますが、実はホワイトボードでした。
書いたり消したりできる、特殊な加工の紙を使った、持ち運びのできるホワイトボードです。

これを仕事で使っているHさん。
Hさんは、スマートフォンなどで使うアプリの開発を手がけています。

もう一工夫あって、ページごとに半透明のフィルムがついています。
これにも書いたり、消したりできるので、白いページに重ね合わせて部分的な書き込みができます。
(トレーシングペーパーを載せている感じですね。)

考えたり説明したりするときに便利だそうです。

さらに、保存しておきたい時には、四隅にあるマークと一緒にスマートフォンで撮影します。
手前から撮って、自分の影が入らないようにしたりしますが、正面から撮ったようにきれいに補正されます。

「アイディアに重ねて考え事をするときに、頭の中を書いて消して、良くしていくような、ブラッシュアップしていくような人にはお勧め。」


ヌーボードを作っていたメーカーと、面白い電子文具をどんどん出しているキングジムのコラボ商品ということでした。

厚紙の両面に、つるつるの紙を張り合わせて、3枚の紙で作られています。
試しに作ったときに、湿度の変化で振り返ってしまうという弱点が見えてきました。

紙の厚さや表面の材質をいろいろと工夫して、ようやくたどり着いた製品だそうです。

確かに、質の良くない厚紙などは、簡単に反り返ってしまうように思います。
(100均のクリップボードなど)

反り返らずに、安心して使えるというのは、大事なことだと思いました。

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和久田 「運動部の部活動で、フォーメーションを書いたり消したりのもよさそうですね。」

小山 「それは、学生時代、ラクロス部のマネージャーをしていた発想。」

和久田 「グランドで、小さいと便利かもしれません。」

小山 「ここで、学生時代の思い出が出てくるというのは、若いな、という感じがしますね。」

和久田 「最近ですから。」

和久田さんは、若いということが強調されていたような気がします。
そういえば、「ダーウィンが来た!」のナレーションも和久田さんに変わったようですね。大活躍です。

鏡のような紙が使われた絵本=「かがみのえほん」20150420-1

「親子で楽しもうユニーク絵本」
2015年4月20日(月)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

担当の中村アナウンサーのクイズ。
「鏡・影・錯覚、これは何に使われているアイディアでしょう?

ちょっと難しかったです。
実は絵本でした。
大人も子どもも楽しめるユニークな絵本のアイデアが紹介されていました。

 
●鏡のような紙が使われた絵本=「かがみのえほん」(わたなべ ちなつ)

現在、『きょうのおやつは』と『ふしぎなにじ』の2冊が出されているようですね。

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割った卵やパックから注いだ牛乳。
湯気が立ち上る様子まで浮き出て見える絵本。

これを楽しんでいるTさんの家族。
この絵本は、90度に開いて読みます。

片側のページに、鏡のように見える特殊な紙を使って、イラストを写し込んで立体的に見せる仕組みです。

「浮かんでる。取れそう。」

ホットケーキができ上がるまでの様子を楽しむことができます。
「映るだけじゃなくて、ここを持つと自分で卵割ったみたいになるでしょう。」

ページの端に手や指を添えると、自分が作っているように見えます。

「子供たちには、おもしろいという新鮮な驚きだったんですけれど、ああ、なるほどって大人も感心して楽しめるような本だなと思いました。」


鏡の反射をテーマに作品を制作しているグラフィックデザイナーの女性が作った本です。
絵本を作るときに出版社が苦労したのが、鏡のような特殊な紙。
作るの2年かかったそうです。

表面に指紋のあとが残ってしまうと立体的に見えなくなってしまうので、指で触っても指紋がのこらない特殊な紙を開発しました。

作者のインタビュー記事を読んでみると
絵本ナビの記事
「実際に鏡を使いながら書く」
「白インキを上手に使うことで、独特の透明感を出している」
ということがわかり、より興味深くなりました。

暗くなると光る折り紙=「カラー蓄光和紙」20150325-2

NHKおはよう日本、2015/03/25(水)のまちかど情報室のテーマは、
「紙で ひと工夫」

 
●暗くなると光る折り紙=「カラー蓄光和紙」
・問い合わせ先:常盤スクリーンプロセス
 Tel:048-623-4065
 蓄光製品のページ

Tさんの家族。
みんあんで鶴を折っています。

使っている紙がユニークでした。
照明のひもにつるして、電気を消すと鶴が光りました。
暗くなると光る紙でした。

この折り紙、和紙の表面に光を蓄えて発行する塗料が塗ってあります。
色は6種類。
20分ほど光に当てておけば、10時間発行するように工夫しました。

東日本大震災で避難した人たちが暮らす福島県の仮設住宅にこれを送ったところ、夜の暗い室内で、ドアノブの位置がわかりやすいという風に喜ばれたそうです。

Tさんのお宅では、階段に置いています。
暗くなってもわかりやすいし、きれいです。

「光った感じはきれいですね。夜、ちょっと水を飲みにいくときや、トイレ行くとか、目安になりますので助かりますね。」


小山 「使い方で生きてくるアイディアです。」

10時間という長時間発光するのは、独自技術だそうです。

蓄光というと、時計の文字盤や、暗くなると光るキーホールダーや、子供部屋の壁紙を連想します。

技術の進歩でいろいろな使い方がこれからも生み出されていくのでしょうね。興味深いです。