紙で作るアコーディオン=「ペパニカ」20151208-1

「”自分の音”奏でよう」
2015年12月8日(火)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

和久田さんは、気づくと鼻歌を歌ったり口笛を吹いたりしているそうです。

今日のまちかどは、声ではなく、簡単に音を出せるユニークな「楽器」のアイデアが紹介されていました。

●紙で作るアコーディオン=「papernica(ペパニカ)」

大阪で開かれている楽器を作る教室。
みんなが作っているのは、動かすと音が出るアコーディオン。

月に1回、定期教室が行われてるそうです。

詳しくはこちら→ 紙で作るアコーディオンpapernica(ペパニカ)

伸び縮みさせると一つだけ音が出せます。
紙にプリントされた線に沿って折っていき四角い筒状にします。

和久田 「複雑な折り方ですね。」

両面を厚紙で塞いで、持ち手をつけていきます。
この持ち手には、穴の開いた金属のパーツがついています。
ここを空気が通ることで、音が鳴ります。

アコーディオンの調律師が考えたこのアイディア、小さなお子さんからお年寄りまで、気軽に楽しめると人気だそうです。

それぞれの音程を担当し、合奏することができます。

「作って(音階を)全部そろえたら、孫もいるのでちょっと(合奏を)やりたいと思います。」


一つの音しか出ないので、タイミングと長さをつかめれば子供からお年寄りまで合奏に参加できると思います。

折り込んでいく紙の部分の出来に関わらず、金属のパーツの部分によって音程が決まってくるのでしょうから、作るときも、それほどプレッシャーはないとおもいます。
楽しく作れることでしょう。

いい音していました。

ギター演奏を補助する装具=「響楽(きょうらく)」20151208-3

まちかど情報室「」
2015/12/08(火)の放送でした。

●ギター演奏を補助する装具=「響楽(きょうらく)」

三重大学。
ギターの演奏をサポートするために、大学で生まれたアイディアです。
Oさんは、21年前交通事故にあって以来、腕は動きますが指先が全く動きません。

ギターの演奏が好きだったOさんのために、開発されたのが腕につける装具。

三重大学 ギター演奏支援自助具 響楽(きょうらく)

ウレタンでできたローラーがついています。
それをベルトで左手に固定して、このローラーをリーダーのネックにかけます。

ローラがギターの弦をしっかり押さえてくれます。

どんなギターでも必要なチューニングをしておけば、指で弦を押さえなくても、手の重みだけで演奏できます。

三重大学矢野教授
「ギターを弾くことによって、『私こういうところも筋肉が動くんだ。』というのがわかってきたということで、運動面、体の面でリハビリ効果とかが出来ていていると。」

Oさん 「ただギターが弾けるようになるという一つのアイテム、道具というのではなく、それを弾くことによっていろんな人と音楽を通してコミニケーションや繋がりが持てる、そういうのがいちばん弾いていて楽しく思えるところになります。

和久田 「弾きながら歌えば、リハビリにもなりますし、なにより明るい気持ちになるのがいいですね。」

ルミナスジャパン 「響楽」販売ページ


このアイディアは、三重大学で行われている、人の動きをサポートする研究を生かして5年かけて開発されました。
(最初に三重大学が映った時、
壁には、「上肢支援ロボット ARM ROBT」という看板が掛けられていました。)

Oさんは、以前は障害のある仲間と1音ずつギターを弾いて合奏するスタイルで楽しんでいたそうです。

今はこの装具のおかげで、自分で1曲演奏できるのが何より嬉しいそうです。

腕の動きを、細かい動作におきかえてくれる装具ということになると思います。
アナログな作りで、それを上手に実現させているなと感心しました。

写真から立体的な顔を=「Poppet ぽぺっと」20151204-3

まちかど情報室「飛び出します!」
2015/12/03(金)の放送でした。

●写真から立体的な顔を=「Poppet ぽぺっと」

チワワを飼っているTさん。

この日は、犬が好きな近所のお子さんたちも遊びに来ました。

Tさんが一番お気に入りの写真は、正面からとったもの。
この写真は、特別なものでした。
「横からも見てください。」とのこと。

なんと、鼻の部分は前に出ています。
目の錯覚ではなくて、本当に額から飛び出しています。

写真のデータをもとに、立体的に加工するというアイディアです。

プラスチックを手作業で打ち出して、作っています。
表面に樹脂を吹き付けて、より生き生きとさせたり、目の潤いや鼻のしめりけを具合を出したりと、細かいところにもこだわって仕上げています。

「右斜め45度くらい。この角度が一番リアルで気に入っています。」

「写真じゃないみたいです。ほんとに2匹いるみたいで、かわいいです。」

和久田 「リアルで、触りたくなっちゃいますね。」

兵庫県のプラスチック製品を扱う会社の社長さんが考えたそうです。
愛犬との思い出に、プラスチックを加工して立体的な姿で飾っていたところ、周りの人たちから「これいいね。」ということで、好評だったそうです。

平面写真から立体的なレリーフへ →『Poppet® ぽぺっと』のページ

正面の写真だけでも、スタッフが特徴を聞いて製作してくれます。
一つずつ手作業だということで、1ヶ月かかるそうです。


”写真”じゃなくて、なんと呼べばいいのかなと思っていましたが、「フォトレリーフ」といえばいいんですね。

このぽぺっと、キャッチフレーズは「飛び出すペットフォトレリーフ」だそうです。

破るための障子=「ストレス解消障子破りセット」20151203-3

まちかど情報室「すっきり!します」
2015/12/03(木)の放送でした。

●破るための障子=「ストレス解消障子破りセット」

ミニチュアサイズの障子が登場。
ちゃんと障子紙が貼ってあります。

Iさん、Tさん家族が集まっていました。
まずは、二人のお子さんが、「行きまーす」と言ってから、破り始めました。
「楽しい」
「破りましょ」
「気持ちよかったね。」

思う存分、障子を破ってすっきりしようというアイディアです。
張り替えも簡単です。
障子紙外でも、ティッシュペーパーで代用できます。

お母さんたちも、つぶやきながら、破り始めました。
「すっきりしました。
ここに怒りをぶつけて、笑顔で子供に優しくなれる。」

和久田 「これで家庭が円満になるなら、いいじゃないですか。」


ヴィレッジヴァンガードオンラインストアで販売。
価格は2,138円(税込)
「ストレス解消障子破りセット」のページ
(現在、品切れ中)

今年11月下旬販売開始とのことでした。
入荷が遅れているのか、予約分ですでに売り切れてしまったのかは不明です。
現在は「入荷待ち」ということです。

おもしろいグッズですから、興味を持つ人は多いでしょうね。
高速で、「アータタタタタタ、、、、、」とやりたい人もいるだろうなと思いました。

マッチのように擦って使うお香=「hibi 10MINUTES AROMA」20151130-1

「日本の伝統 楽しくアレンジ」
2015年11月30日(月)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

「和」を感じるものを気軽に自宅で楽しめるアイディアが紹介されていました。

●マッチのように擦って使うお香=「hibi 10MINUTES AROMA」

通販ページ → hibi 10MINUTES AROMA 1個 [ラベンダー/お香マット付き]

理容師をしているTさん。
お休みの日はリラックスするために、自宅でお香をよくたくそうです。

火をつける道具とかを用意しないといけないので、すぐできない。

もっともっと簡単にお香を楽しみたいと思っていました。

そこで使い始めたものがあります。
スティック状のお香に、マッチの頭がついたものです。

マッチのようにこするだけで火をつけることができます。
炎が消えたら附属のマットに寝かせて、そのままお香として10分間楽しむことができます。

この日はラベンダーの香りを楽しみました。
お子さんは、プリンの香りだと思ったようです。

「シュッとマッチをすって置くだけなので、すごい手軽ですね。
コンパクトなので、どこへでも持ち運べるので、すごい便利だと思います。」


兵庫県の線香とマッチのメーカーが共同で開発したものです。
一番苦労したのは、強度。
強さや硬さです。

お香は燃えやすいように、もともとはやわらかくできています。
その燃やさも守りながら、マッチのように擦っても折れない硬さにする、その調節が難しかったそうです。

香りはラベンダーのほか、レモングラス、ゼラニウム、イランイラン、ティーツゥリーがあります。
ブランド名「hibi」は日本語の「日々」からきているそうです。
毎日を楽しむということでしょうね。

折り紙用の金網=「おりあみ」20151130-3

まちかど情報室「日本の伝統 楽しくアレンジ」
2015/11/30(月)の放送でした。

●金網でできた折り紙=「おりあみ」

作っている金網メーカーのHPに紹介ページがありました。

「おりあみ」紹介ページ

※上記HPによると、12月7日から販売されるようです。
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Tさんご家族。
手先の器用な小学校3年生の男の子が夢中になっているものがあります。
綾取りをしている様子が映っていたのですが、その夢中になっているものとは、実は、折り紙できる金網でした。

車のオイルフィルターなど、工業用に使われているものです。
直径が0.05mmという極めて細い銅を織って作られています。

折りやすいやわらかさがありながら、折ったあとはしっかり強度が出てくるというのが特徴です。

男の子のお気に入りの作品は、恐竜でした。

「折り紙だと立たないけれど、これだと立つから飾れたりする。」

開発したのは東京荒川区にある、老舗の金網メーカーです。
使う金属の種類や、太さなどの組み合わせで、金網というのはおよそ1万種類あるそうです。

ある日、工場で働いている職人さんが折り鶴を作ってみたところ、質感が独特だったことをヒントに、金網で日本伝統の折り紙を楽しんでみてはどうかということで、思いついたアイデアだそうです。

和久田 「確かに、光沢があってきれいですね。」

金網メーカー社長 石川さん
「一般の方でも簡単に折れて、なおかつ、きれいな作品ができるようなものを作りたいなと思いまして。
ずっと鑑賞できるような商品だと思いますね。」

和久田 「金網だとは思わなかったです。独特のハリとツヤがあって、すてきですね。」

色合いがおめでたい雰囲気もあって、お正月や結婚式の披露宴の手づくりの飾りなどを作るのにぴったりの素材です。


11月5日(木)の東京テレビWBSの「トレンドたまご」で紹介されていました。
そこでは、花びらを折ってコサージュにするアイディアも出ていました。
「銅のにおいがする」と言っていたのが印象的でした。

老舗のメーカーが新しいことにチャレンジしているということで、頑張ってほしいなと思いました。
ここぞというときには、この「おりあみ」を使ってみたいです。