まちかど情報室「」
2015/03/05(木)の放送でした。
●競技用自転車を梱包する段ボール=「バイク・サンド」
自転車に乗るのが趣味と言うNさん。
かなり本格的なスタイルをしています。
最近は全国各地で開かれるロードレースにも参加しているそうです。
そこで、宅配便で使える梱包材を利用するようになったそうです。
分厚い段ボールのふちには、たくさんの切り込みが付いています。
パーツをのせて、ゴムバンドで固定して行きます。
(切込みが大活躍します。)
さらに、四隅にある丸い輪の部分に円柱を差しこみ、もう一枚のタイヤを固定した段ボールの板を重ねます。
円柱をかみ合わせると、しっかりとした箱型になりました。
衝撃から自転車を守ってくれる梱包ができました。
競技用の自転車ですからかなり精密な作りだそうですが、それを守ってくれます。
精密機器の梱包用段ボールを製造しているメーカーが考えたそうです。
カバーをかぶせれば、肩にかけて運ぶことができます。
「振ってみて分かるとおり、絶対に落ちたりもしないので、安心感は強いです。
将来的には、海外に自転車を送って、向こうの町並みを走ったり、レースなんかに参加して行きたいと思っています。」
ゴムバンドでどんどん固定していくというのは、便利ですね。
次はどうしよう、、、と言うような余計なことを考えずに手を動かしていけば、梱包できます。
精密機械の梱包と言うのは、いろいろな工夫がしてあるそうです。
箱だと、底上げされていて、クッションになっていたりということもあるとか。
こういう精密機械用のものを作っている会社の社員で自転車が好きな人がいて、考えたそうです。
段ボールがくたくたになるまでは何度も使えるそうです。