まちかど情報室「スマートフォンで楽しく便利に」
2015/04/16(木)の放送でした。
●観光ガイドをしてくれるぬいぐるみ
・問い合わせ先:NTTサービス イノベーション総合研究所
Email:svkoho@lab.ntt.co.jp
※(現在は、まだ実用化されていません)
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5年後の東京オリンピックに向けて、観光地、鎌倉で実験が行われたサービス。
肩に、猫のぬいぐるみを乗せています。
そのぬいぐるみが、話します。
「『鎌倉といえば』の一枚が撮れる高徳時の大仏を見に行きましょうニャ」
話しかけると観光ガイドをしてくれる、ぬいぐるみでした。
男性 「見所は?」
ぬいぐるみ 「高徳院の春の見どころは、桜越しに眺める鎌倉大仏ですにゃ。
暖かい日向で、穏やかな気持ちになれますニャ」
ぬいぐるみの中に入っているのは、マイクとスピーカー。
このマイクに質問すると、無線で接続したスマホを通じて、サーバーから答えを呼び出す仕組みです。
来日した外国人に、ガイドブックやスマホの検索画面を見なくても観光情報が得られるようにしようと開発されたものです。
この試作品は日本語ですが、2020年までに英語版が作られる予定です。
開発担当者「2人でいても自然に会話がはずむようなデバイスを開発したいということで、肩に乗る形というものを開発しました。」
和久田 「旅行先でガイドブックを見ていると、肝心の景色を見忘れるということが以外にあるんですよね。」
今後は、案内役をご当地キャラに務めて欲しいと考えているそうです。
ぬいぐるみにカメラをつけることで、人が向きを変えたり移動したりしても、その動きに合わせて案内できるようにしたいということでした。
東京オリンピックをきっかけにして、一気に花開く技術というものがたくさんありそうですね。
外国人とのコミュニケーションということは、大きなテーマだと思います。
各地域のゆるきゃらなども活用されていくことでしょう。
興味深いですね。