まちかど情報室「耳につけて便利です」
2014/11/の放送でした。
●耳で操作します=「みみスイッチ」
・噛むことで音楽プレイヤーの再生を制御可能=「リズミカム」
「ロッテ リズミカム」のページ
広島県の大学で研究されているアイディアが紹介されていました。
学生がつけている、イヤホン。
耳を動かすと、音楽プレーヤーの再生が始まりました。
イヤホンの中には、光センサが入っています。
顎の動きにあわせて、耳の中の形が変わることを読み取っています。
それによって、操作します。
二回、カチカチとかむと再生。
もう一回、二回カチカチとかむと、止まります。
これを開発しているのが、大学で医療用ロボットの研究をしている方。
広島市立大学 情報科学研究科 システム工学専攻 講師 谷口和弘さん。
「ガムをくちゃくちゃかんでいると、耳の中が動くと。面白いな。
この動きを何かに使えないだろうか、ということで考え始めたのがこの技術です。」
現在は、イヤホン型の端末を開発しています。
食事中の噛む回数を数えて、健康状態の把握につなげたり、噛むことで機械の操作をしたり、、、新しい技術を開発していきたいということです。
「(耳につけると)他の事をしながら使える、生活にとても馴染んだデバイスば実現できると。
生活を見守る機能をつけ、さらに便利な機能をつけたい、、、」
かんだときの耳の動きを利用する、、、面白いアイディアですね。
色々な顔の筋肉を使うときに、耳も変わってくるので、応用の幅はとても広いということでした。
かむのは健康にいいとされていますが、何をどれくらいかんだらどんな効果が出てくるのかと言うことは、まだまだこれからの課題のようです。
そのことにも、切り込んでいくことになりそうです。
かむことの研究に、ロッテが絡んでいる所は面白いなと思いました。