「あいているのが イイんです」
2014年11月7日(金)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
直前のコーナーで、ロシアでトナカイの肉の消費が増えているということを受けて、鹿島アナウンサーは「トナカイを食べ過ぎると、サンタさんがこないんじゃないかな。」と、つぶやいていました。
それは、まちかどの内容とは関係なかったようです。
穴が開いているからこそ便利なアイデアが紹介されていました。
●薬が飲みやすいコップ=「おくすりこくり(錠剤服用コップ)」
開発者の商品紹介ページ → 「錠剤服用コップ」商品説明
※「おくすりこくり」という商品名で販売されているようです。
・問い合わせ先:明興産業株式会社
URL → 製品情報>おくすりこくり
TEL:078-651-5271 FAX : 078-651-5233 (担当 / 佐伯)
Wさん、88歳。
朝晩欠かさず薬を飲んでいます。
薬の粒が小さいので、時には、手からこぼしてしまうこともあります。
水を飲むときにも、注意が必要です。
「年寄りの不器用な人間が、何かの拍子でゴボッといっぺんにきて、息ができないっていうか。」
鹿島 「むせちゃうことがありますもんね。」
そこで使い始めたのが、飲み口に穴が開いたポケットがついたコップです。
薬は、ポケットに入れます。
反対側の開いたところから水を入れます。
コップを傾けると、ポケットに入った薬が水に浮きながら口に入ってきます。
水が出てくる穴は、小さいので急にたくさん出てくることはありません。
この製品が生まれたきっかけは、
会社員の男性が、薬を飲むのを苦労していた家族の姿を見て、手製で作ったものです。
何とか飲みやすくならないかと工夫して、ポケットつきのコップを考えたということです。
発明コンクールに出品し、製品化につながったそうです。
カップと薬を入れる部分を分けて洗うことができます。
「自然に飲める。年寄りには重宝されると思います。」
軽い素材でできているようでした。
広く普及していい製品だと思います。
身近な人のために、小さな工夫が積み重ねられたようですね。
カラーバリエーションもあるようです。