修理しやすく工夫した傘=「エコ・デ」20140523-3

まちかど情報室「」
2014/05/23の放送でした。

 
●修理しやすく工夫した傘=「エコ・デ」
・問い合わせ先:ムーンバット株式会社
 Tel:03-3556-6810
 URL → http://www.moonbat.co.jp/ecode/index.html

壊れた傘が道路に落ちている様子が映し出されていました。

傘を捨てずに長く使ってもらおうという企業の取り組みが
紹介されました。

主婦のYさん。
最近傘を買いました。
デザインも気に入りましたが、
壊れたときに修理を手早くなってくれることも良かったということです。

Yさんは、かさを修理に出しました。
受け取った会社は、傘メーカー。

部品をどんどんはずしていきます。
できるだけ早く修理ができるように、工夫をしているというものです。

たとえば、これまで柄が折れて交換するときには、
作業に3時間くらいかかっていたそうですが、
この傘だと10分ほどで、修理が終わるそうです。

秘密は、主な部品をねじ止めにしていることです。

従来の傘は、針金やびょう、接着剤や糸など、いろんなものを使って
いるので、修理が難しかったんです。

それをネジではずしやすくしたということです。

これで部品の交換が楽になって、修理の時間をこれまでより短くできた
というわけです。

Yさんは、この傘を修理しながら長く使おうと考えているそうです。

「傘にも愛着が出てくるので、より長く使おうかな。
エコな感じがします。」


鈴木アナウンサーも傘には思うところがあるようでした。
「傘って、重さとか細さとか、
意外と手になじむものって、見つからないから
一本のものをずーっと長く使えると、
無駄になるかさも少なくなるし、いいですね。」

使う人たちの側にも、修理に出さない場合が多いという
問題があるようです。

台風の後などに大量に捨てられた傘の様子を見た、
傘メーカーの会長さんが、
「長く使ってもらえる傘を作ろう」と、
動き出したそうです。

もっと修理に出してもらえるように、
販売店に修理のノウハウを伝えていく取り組みも
考えているそうです。

手軽に修理に出せる場所があるということが
とても大事だと思います。

使い捨てが好きなわけではなくて、
多くの場合は、修理に出すよりも楽だから、
買い換えるということですね。

簡単に修理に出せる場所を増やしてもらえるのは
うれしいです。

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