昨日、ロンドンオリンピックまであと100日になったそうです。日本オリンピック委員会(JOC)は応援プロジェクトをスタートさせ、その発表イベントが行われました。元テニス選手の松岡修造さんらが参加して応援ムードを盛り上げていました。特に印象的だったのは、埼玉県立松山女子高校書道部26人による書道パフォーマンス。出来上がった応援の書は、縦約3・5×横約6・5mという大きなもの。いい作品でした。体操の内村選手も感動しているようでした。いろいろな形で日本選手を応援したいですね。
2012年 4月19日(木)のまちかど情報室は、「ご当地カードでふるさと発見!」というテーマでした。カードゲームは子どもたちに大人気です。そこに着目し、カードを「ふるさと発見」に使う地域が相次いでいるという話題でした。
●商店街などをカードに=「マチろーカード」
・問い合わせ先:滝川市商店街振興組合連合会 TEL:0125-22-4341
マチろー様のブログ
北海道滝川市にご当地カードがあるそうです。商店街に子供たちの姿がありました。駅前のケーキ屋さんに入っていきました。そこで、「マチろーカードください!」と言っています。もらったカードには、このお店の写真が載っています。理容店に言って見るとここでもまた、カードがもらえました。商店街が活性化を目指してつくったご当地カードでした。全部で96種類。商店のほかにも、公共施設など、いろいろあります。子供たちにマチのことをいろいろ知ってもらいたいということで作られました。
このカードの遊び方は、決まったルールで並べていくことができます。それがどこまで長くつなげられるかで競うそうです。
男の子のコメント=「楽しいし、町を知ることができるし、、、。この私立病院が一番好きなカード。お父さんが、先生。リハビリの。」
北海道の話題ということで、うれしかったです。商店街だけでなく施設も参加しているということで、マチをあげてがんばろうとしていることがわかりました。ゲームに使うマップなどの販売所は上記ブログに載っています。
●石川県の伝統野菜をカードに=「いしかわの恵み 収穫ゲーム」
・問い合わせ先:田中昭文堂印刷株式会社 TEL:076-269-7788
サクラがきれいな石川県。金沢市にお住まいのTさんのお宅を訪ねると、お母さんの持っている芋の名前当てクイズはじまりました。お父さんは、「さつまいも」でしたが、息子さんは「五郎島金時」と専門家的な答え。見事正解でした。息子さんは、野菜が描かれたカードで遊びながら、石川県の野菜について知識を増やしていったそうです。愛嬌のあるキャラクターが描かれています。石川県で取れる地元の伝統野菜を知ってもらうために作られました。
遊びながら「焼き芋ファイヤーととんびの攻撃でダメージ20」というようなせりふが飛び交います。野菜の収穫の速さを競うゲームです。
お母さんは、地元の加賀太キュウリの炒め物を作っていました。男の子のコメント=「加賀野菜の名前を聞かれると、だいたいわかります。
お父さんのコメント=「五郎島金時という名前すら知らんかったから、やられました。」たのしそうに話していました。
地元の食材であっても、意識していかないとわからないでしょう。小さい子供が楽しむというのが特にいいですね。
●奥多摩の自然などをカードに
・問い合わせ先:おくたまものがたり事務局 TEL:0428-83-8115
※ホームページはないそうです。
東京の奥多摩。ここでもご当地カードが生まれました。面白いキャラクターが描かれています。元になったのは、子供たちが描いた絵。たとえば、あーちゃん。この絵のモデルになったのは、愛宕山だそうです。描いたAさんが小さい頃から遊びなれた山でした。
魚のカードもあります。強そうなキャラクターですが、描いたOくんによるとモデルは、「ヤマメ」。これも奥多摩の自慢です。O君いわく「奥多摩のヤマメはおいしいから、それをみんなに知ってもらいたいからです。」
いいイラストが多かったと思います。奥多摩町ではこども議会が行われていて、そこからの発案がカード制作につながったそうです。将来が楽しみですね。