まちかど情報室は「エコに配慮しました」というテーマ。
2016/10/18(火)の放送でした。
●折り鶴再生繊維でできたよだれかけ=「折り鶴レーヨンを織り込んだ今治産4重ガーゼスタイ」
広島を舞台にした、エコな取り組み。
原爆の子の像には年間およそ1000万羽の折り鶴が寄せられます。
しかし、古くなった折り鶴を補完するスペースには、限りがあるため処分せざるを得ませんでした。
そこで広島市は、折り鶴を寄贈した人たちの声を聞き、新たなものに再生する取り組みを始めました。
Mさんのお宅でも、折り鶴から再生されたものが使われていました。
1歳の女の子がつけているよだれかけ。
よく見ると、鶴のマークがついています。
徳島のパルプメーカーと大阪の繊維メーカーが共同で開発しました。
使われている繊維は、独自の技術で折り鶴をレーヨンに再生したものです。
綿95%にこのレーヨンを5%まぜることで、肌触りが良くなるそうです。
赤ちゃん用品は平和の願いを込めるのにぴったりだと考えて生まれた製品です。
「とても良いことだなと思って、その気持ちに共感したので、ぜひ使ってみたいと思いました。
娘もお気に入りみたいで、よかったです。」
和久田 「鶴が繊維になるというのは驚きましたけど、メッセージもめられていて素敵ですね。」
繊維メーカーでは売り上げの一部を、原爆ドームの保存基金に寄付することをしているそうです。
よだれかけ以外にも、タオルケットもあるそうです。
新聞でも取り上げられていました。
↓
2016.07.27 東京新聞「広島の折り鶴、赤ちゃん守る 千趣会がよだれかけなどに再生」
パルプメーカーや、繊維メーカーの名前なども紹介されています。
製品化には、千趣会がかかわっていたんですね。
なるほど。