NHKおはよう日本、2016/08/04(木)のまちかど情報室のテーマは、
「気持ちよく切れます」
●「カラザ」が簡単に取り除ける=「たまごかけごはん専用スプーン」
卵かけご飯をよく食べるというMさん。
しかし、卵の「カラザ」と呼ばれる白い紐のような部分がちょっと苦手だそうです。
「舌ざわりと、見た目が苦手でした。」
取り除こうとしても滑るので、なかなかうまく掴めません。
そこで使うようになったスプーンがあります。
先端に切れ目があるのが特徴です。
ここでカラザをひっかけて、簡単に取り除くことができるというアイディアです。
和久田 「すぐ取れましたね。」
見かけたカラザが滑り落ちないように、大きさを試行錯誤し、切れ目を1.5mm にしました。
さらに、白身と黄身をまぜやすくするように、スプーンは、薄く仕上げてあります。
「スプーンのくぼみにひっかけて取れるところが面白いなと思いました。
ツルツルすべらずに、するりと取れるのが快感です。」
カラザは食べても全く問題はないそうです。
黄身を卵の中心に固定して、衝撃から守るという働きをする部分とのこと。
たんぱく質だということでした。
最近ではカラザにシアル酸という抗がん物質が含まれているので、食べたほうがいいという考えが広がっているようです。