「〇〇に見えます!」
2015年11月19日(木)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
テーマに関連して、和久田さん、
小さいころ静岡の祖父母のところに泊まりに行ったとき、天井の木目が怖い顔に見えたことがあったとのことでした。
何かが別のモノに見えるアイデアが紹介されていました。
●富士山に見える氷が作れる製氷器=「FUJI ON THE ROCK 2」
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友達を呼んでホームパーティーをしているOさん。
おもてなしの一つとして用意したのが、グラスの中の氷。
Oさん「これ、なんかかわいくない?」
友達「かわいい。」
Oさん「何に見えますか?」
友達「ピラミッド?」「山的なものだよね。」
実はOさんが期待した答えは、”富士山”でした。
雪化粧をした富士山をイメージして欲しかったのでした。
この氷、上の方だけ白くなっています。
使ったのは一工夫ある製氷器。
逆三角形のカップに水を入れて、断熱材が入った外側の容器にセットし冷凍庫に入れます。
この外側の容器にアイディアがあります。
下の方は厚めに断熱材が入っていて、凍りにくくなっています。
だから、中の水は上からゆっくり凍っていきます。
このとき水に含まれるミネラル等が、凍った水に押されて下に下にどんどん集まっていきます。
このミネラルの部分が白く濁るので、いただきに雪が積もった富士山のように見える氷が出来ます。
「水道水を入れて、一晩凍らせると2層に分かれるというのが、すごく簡単だなと。
バーにいるような感じになれると、言っているような人はいました。」
水を凍らせた時に白く濁る部分を何か楽しいことに使えないかということで、生活雑貨メーカーのデザイナーが考えたということです。
青い飲み物にこの氷を入れた写真が紹介されていました。
「浮世絵に出てきそうな富士山」になるとのこと。
確かに、いい雰囲気でした。
フジオンザロック2 。
フジオンザロックという製品の改良型のようです。
以前の製品は、氷が出来てから取り出すのに時間がかかっていたそうです。
(カップが使われていなかった模様。)
型とふたの間にシリコンカップを入れることで、すぐに取り出せるようになったということです。
急速冷凍をすると白い部分が多くなり、ゆっくり時間をかけて凍らせると透明な部分が多くなります。
ひとつづつしか作れないので、人が集まるときには計画的に準備しておきたいものです。