まちかど情報室は「サッとできます」というテーマ。
2016/06/01(水)の放送でした。
●調味液が短時間で染み込む調理器具=「真空パックん Plus」
夕食の支度をしているKさん。
仕事から帰ってきてから準備するので、手早く調理したいということで使っているのが、食材を真空パックで保存する道具。
専用の容器をチューブでつなぐと、容器の中の空気を抜いたり入れたりを繰り返してくれます。
わかりやすいように食紅で色をつけた水に大根を入れて実験していました。
容器の中の空気を抜くとき、食材の中の空気も一緒に抜けます。
再びを容器に空気を入れると、食材にも空気が入ります。
その時に調味液も食材に入っていきます。
これを自動で6分間に5回繰り返してくれます。
そうすると、真ん中までしっかりしみ込んでいます。
Kさんは、タレをしみこませたから揚げや、オリーブオイルをなじませた野菜のマリネなど、いろんな料理に使っているそうです。
「短い時間でおいしい料理ができるので、すごく助かっているし、嬉しいです。」
和久田 「前日からつけておかなくていいというのは、忙しい時にいいですね。」
真空パックの技術を調理に生かした、優れたアイディアだと思います。
NHKの朝ドラ発で、「料理は科学だ」という言葉が広がりましたが、まさに理科の実験のようでした。
浸透圧をうまく活用しているということですが、漬物にも通じることですね。
塩ではなくて、機械で真空を作ってしみ込ませるということ。
それなら、超うす塩の漬物も作れるような気がしますね。