東西 アイディア対決「日本の伝統技術を、現代風に!!」20140321-2

「まちかど情報室スペシャル 東西 アイディア対決」
2014年3月21日(金)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
春分の日で、スペシャル版となりました。

「日本一明るい経済新聞」編集長の竹原さん(西)と
小山・鹿島両アナウンサー(東)が対決するという形です。

二つ目のキーワードは、
「日本の伝統技術を、現代風に!!」
ということ。

形が変えられるすず製の皿=「すずがみ」20131128-1
【2013年11月28日放送】

形に工夫し柔軟性をもたせた下駄
【2014年2月7日放送】

持ち運びに便利な薄い老眼鏡
【2014年2月7日放送】


(東の2)フタがぴったりくっつく土鍋
・問い合わせ先:有限会社一山製陶所
 Tel:0572-57-6805
フタがピッタリくっつく土鍋=「セラ・キュート」

この鍋、調理していくと、ふたがぴったりとくっ付きます。
蒸気穴がなく、重さ1.5キロの鍋も持ち上がるほど、密着しています。
本体とフタの間に紙も通りません。

たっぷりの具材を入れて、煮込んでいくと、圧力をかけた料理ができます。

「長時間煮込んだのと思うくらい柔らかいんで、
口の中に野菜本来の甘みやうまみがひろがって、おいしくいただいています。」

この鍋を作ったのは、岐阜県美濃市にある創業57年の老舗。

「昔は産地間競争と言うものがあったんですけど、
今は海外からの安価な輸入商品も増えてきましたので、
作ってはまねされたり、、、]
「発想の逆転をして付加価値の高いものを、、、」

密閉性の高い鍋を作るためのポイントはガラス板でした。
粘土で形を作った後、ガラスの上において、自然乾燥させることにしました。
それで、隙間のない製品を作ることに成功しました。

「美濃焼の伝統に革命を起こしたかったんですね。
次世代型と言うことをキーワードにものづくりをしていきたいと思います。」

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(西の2)様々な用途のアイデア畳
・問い合わせ先:極東産機株式会社
 Tel:0791-62-1771

大浴場の湯船の脇に敷かれているのは、畳。
石やタイルに比べ、足元が滑りにくいんです。

柔らかいので、足元が吸い付くようですね。

イグサを使わず、水でぬれても傷まないように作られています。
樹脂でできています。

この畳を作っているのは、兵庫県たつの市の会社。
畳を製造する機械を作るのが本業。
ただ、畳の需要が減って、機械も売れなくなりました。

そこで畳そのものの製造に乗り出したというわけです。
目指したのは、だれも真似のできない「アイディア畳」

「畳の定義を広げたいと思っています。
素材もどんなものでもいいじゃないか。」

たとえば、棺おけの中に敷く畳。
「畳の上で死にたい」という、多くの人の声にこたえたそうです。

畳を半分にしました。持ち運びやすい。
畳を敷いてダンボールを立てると、
避難所で自分のスペースを確保できるというもの。

これからのアイディア、、、

・ベランダに畳を強いて、そのまま履物を履かずに出たり
・海水浴の砂浜でマージャンができるようにする

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