特集「食欲の秋 調理ラクラク」その2–20140923-2

特集「食欲の秋 調理ラクラク」その2
2014-09-23(火)、秋分の日はNHKまちかど情報室はスペシャルでした。

食欲の秋と言うことで、調理グッズを取り上げていました。
コーナー後半は、オークス株式会社の女性による商品開発チームのことが取り上げられていました。
このチームが開発した製品は、何度もまちかど情報室で取り上げてきました。
それが改めて取り上げられていました。

——————-
キッチンくるくる 6月8日
2012年のまちかど情報室で、みそをすくうグッズ=「計量みそマドラー」が取り上げられていました。
40万本以上の売り上げているそうです。

——————-
魚焼きグリルで調理=「グリルダッチオーブン LS1507」20130131-1
プチオーブンなので、使いようによってとても便利です。
14万個以上売り上げ。

——————-

オークスの商品開発の裏側を取材していました。

昭和21年創業、社員50名あまりの社員が働いています。

調理グッズを開発しているのは女性4人のチーム。
リーダーは、石綿さん。
「忙しい人を助けたい。そういうグッズにしたいと思う。」

石綿さんは仕事をしながら二人の娘さんを育て上げました。
食事の準備は、いつも時間との戦い。
手際よく調理する工夫を続けてきました。

キッチンペーパーを上の戸棚からはみ出しさせてセットしておくと、片手で切れることなどを実践してきました。

タオル用のハンガーをガスコンロの近くにつけておき、鍋の蓋を置くのに使うことも。

石綿さんは、生活に役立つアイディアをこまめに書き留めておきました。
7年間でメモは100枚を超えています。
その一枚が商品開発のチーム結成のきっかけなりました。

5年前企画会議のとき、チラシ担当だった石綿さんが提出したアイディア。
薬味がおろせるスプーン。
すぐに採用になり、8万本を売り上げたそうです。

この実績が評価されて、石綿さんをチーフとする商品開発チームが立ち上がりました。

これまで最も苦労して開発したのがトングだそうです。
試行錯誤が続きました。

いい形ができても、製造段階では通常の2倍のコストがかかるという壁にぶつかりました。
工場はなかなか引き受けてくれず、説得を繰り返しやっと製品化にこぎつけました。
——————-
魚を直接さわらずに調理できるトング=「ゆびさきトング」なす焼きも楽20121004-2

反響は大きかったそうです。

現在、会社は、業績が回復しているそうです。
必要は発明の母ですね。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください