2016年4月29日(金)”昭和の日”のNHKまちかど情報室は、
「注目!アウトドア最新事情」というテーマ。
人とつながるアウトドア。
アウトドア用品市場はここ5年で約30%拡大し、急成長しているとこのこと。
その要因は、ファミリー層と個人で楽しむ人の増加。
「一人で行く」派と、「みんなで行く」派、二つのスタイルに分かれてきているとのことでした。
一人派は、新井アナウンサー、
みんなで行く派は近江アナウンサーがプレゼンを担当することになりました。
視聴者の投票で、近江アナウンサーが先にプレゼンをすることが決まりました。
みんなで行くアウトドア
新潟のアウトドア用品メーカー「snow peak」を近江アナウンサーが訪れました。
社長は、テントにいました。
年間60日間はテントで過ごすほどの、キャンプ好き。
5年前本社を移転したときには、土地5万坪を一般にも開放できるキャンプ場にしてしまいました。
snow peakのホームページ
キャンプ場の中に会社を作りたいというのが、長年の夢だったそうです。
社長 「みんなで力を合わせてテントを立てたり、家族同士もすごく仲良くなれたりというのが魅力。」
(1)子どもでのバーベキューを楽しめる「BBQロッド」
一見釣り竿のように見える用品。
先端にある金具にはバーベキューの食材をつけて焼きます。
小さな子供でも、火に近づかないで焼くことが出来ます。
(2)広げて布団として使える「スリーピングバッグ オフトン」
サイドにあるファスナーを広げれば、掛布団として使うことが出来ます。
ファスナーでつなげれば、親子で川の字になって寝ることもできます。
スノーピークは、「消費者目線」を大事にしているそうです。
社長 「使い手としてものをつくっているので、自分たちが嫌なことを、お客様にはしたくないので、使い勝手がいいもの、心から欲しいと思うものだけを世の中に出したいなと。」
(3)地面と火を離した「焚火台」
以前、たき火は地面の上で行うのが一般的。
芝生にダメージがあるということで、どんどん禁止になっていきました。
たき火の禁止は絶対に寂しいということで開発された焚火台だそうです。
スタッフは、「たき火はキャンプの中心」と言い切っていました。
(4)鍋が乗せられる安定感のあるガス台=「ヤエンストーブ レギ」
従来の湯沸かし器は、不安定になりがち。
ガス管を横に移動し、三か所で支えるようにしたことで、安定感が増して鍋やフライパンを載せて調理できるようになりました。
コンパクトに収納できるように工夫されています。
(5)燕三条に伝わる鍛造製法で作ったペグ=「ソリッドステーク」
利便性の追求だけでなく、アウトドア用品で家族のきずなを深めてほしいという思いで作っているのが、テントを張るときに使う、ペグ。
使い捨てにされることも多いものですが、あえて頑丈な鉄を使っています。
その強度を生み出しているのは、金物の街として有名な地元、燕三条の高い技術。
この杭は一つ一つ職人が手作りしています。
ユーザー 「子どもの世代、次の世代とずっと使っていけるんじゃないかなと。」
社長は、月に数回、交流会を開いて人と人とのつながりを広めたり深めたりするサポートをしているそうです。
かつて若者が中心だったアウトドア。
家族で楽しむ楽しみ方もどんどんと増えているようです。