NHKおはよう日本、2016/05/25(水)のまちかど情報室のテーマは、
「交換して楽しもう」

●読んだ本を交換できるイベント=「ブクブク交換」

東京、赤羽。
カフェに人が集まっています。
インターネットで呼びかけ集まった参加者たちです。

こちらで交換するものは本です。

それぞれが人に勧めたい本を持ち寄って、交換するイベントです。

和久田 「楽しそう。」

ほとんどの人が初対面ですが、エピソードを交えながら、本を紹介していきます。

例えば、、、
「これはどういう話かというと、一言でいうと”ネット恋愛”ですね。大学一年生の時とか本当に外に出れなくて、リアルのつき合いがあんまない時に読んだんで、すごく共感した。」

参加している人の人となりを垣間見ることができます。
そういうのも、本の魅力の一つです。

「ブクブク交換」のページ

イベントには、毎回、テーマやジャンルが決められていますが、この日は文庫本と漫画がテーマでした。

「『ミノタロウスの皿』という本ですが、藤子・F・不二雄さんは有名な漫画家。今までの作品とは違う面が見えて、、、」

これに対しては、「読んでみたい」という声が複数上がっていました。

和久田 「ちょっと恐そうなオバQですね。」

本の紹介が終わったら、いよいよ交換タイムです。
読みたいと思った本を同時に指差します。
参加者は、持ってきた本と同じ数だけ交換することができます。

「ミノタロウスの皿」を手にした女性 
「全く違う世界の本だと聞いて、これは読んでみたいなと思ったので、すごく楽しみです。」

こうした本を交換するイベントは、図書館や学校など様々な場所でも開催してるそうです。

イベント発案者は、テリー植田さん。
「読書は孤独な作業。みんな家で読む、書店で1人で買う。いわば、”しゃべり場”はなかったということだと思うんですね。それを解消していく場所になっているんじゃないかなと思うんです。」

和久田 「本屋さんに行くと、自分の好みのものばかり選んでしまいますけど、、、
新しい本に出合えそうですね。」


発案者はやり方を広めているということのようですね。
主催する人は、いろいろな人。
だからこそ、どんな場所でもできるという可能性があります。

発案者のサイトに、「本の紹介が自分自身のプロフィール紹介に自然にとって代わている」ということが書かれていました。

確かに、そうだなと思います。
思い切って、本を紹介することで自分を開くことがいるだろうなと思いました。

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