あきたこまちの古米から作った米蜜

NHKおはよう日本、2016/01/21(木)のまちかど情報室のテーマは、
「”もったいない”から考えました」

●あきたこまちの古米から作った米蜜

秋田県立増田高校の農業科学科に通う皆さんが開発したもの。
もったいない、、、と注目して作ったのが「米蜜」です。

お米から作った蜜です。
もち米から作るのが一般的だそうですが、増田高校ではあきたこまちの古米を活用しました。

「密に取りかかった最初の原点は、(古米の)あきたこまちがあまり食べられていない、もったいないということ。米の新たな付加価値をつけた商品として生み出せればいいなと。」

ご飯に独自に開発した麦芽を加えて発酵させます。
お米から甘い糖を作るのに、1年近くかかったそうです。

麻の袋でしぼって、煮詰めてできたのがとろりとした米蜜です。

砂糖を使わずに、自然な甘みに仕上がったそうです。

「うまいですね。」

「この甘さが出るというのは、蜜の能力というか、蜜の味の大きさがわかりますね。」

3月の商品化を目指して、日々今も取り組んでいます。

「秋田県から徐々に広げていって、全国を目指していまして、もしその上をいければ、世界にこの蜜を提供できたらいいなと。」


毎日新聞の地方版でも取り上げられていました。
ふるさとを支える高校生

この記事によると、コメの値段が下落して農家が困っているということでした。
若い人たちが、その状況を改善しようと取り組んだ成果なんですね。

農業高校は、地域の農業の実験場的な役割があると聞いたことがあります。
(函館地方には、大野農業高校があります。いろいろ頑張っているようです。)

製品がうまくいくといいなと思いました。

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