まちかど情報室「かたくても おいしく」
2016/02/29(月)の放送でした。
●サトウキビの繊維の粉=「さとうきびごはんの素」「発酵サトウキビファイバー」
沖縄県にお住まいのNさんご家族。
食卓にのっていたご飯に、とっても硬かったものが、入ってるそうです。
それは、後半の表面に見える黒い小さな粒です。
サトウキビから取れました。
沖縄特産のサトウキビ。
砂糖をとった後に残るのが「バガス」と呼ばれるサトウキビの繊維。
和久田 「確かに堅そう。」
食物繊維がゴボウの9倍と豊富なんですが、非常に硬くてこれまでは廃棄するしかありませんでした。
これを有効活用しようと、国の研究機関と地元の食品メーカーが共同で研究。
高圧をかけて爆発させる技術で、ほぐすことに成功しました。
さらに、麹菌で発酵させることでやわらかくて食べれる繊維が誕生しました。
食べ方は、ご飯を炊くときにまぜるだけ。
繊維が水分を含むので、もちもちとした食感になるそうです。
「とっても香ばしい香りがして、食欲もますし、食物繊維が取れてしまうのはとても便利だなと思って、、、」
新しい特産品として期待され、沖縄県もPR に力を入れています。
沖縄県商工労働部の担当者の弁
「沖縄のスーパーフードのひとつとして、味わっていただいて、なおかつ健康にも役立てていただければというふうに考えています。」
和久田 「サトウキビのごはんって、本当に珍しいですね。香ばしくておいしそうな感じがしますね。」
油が浮いた水にこの粉を入れると、油が吸着して沈みます。
爆発させてほぐしたことで、繊維が普通のものよりも細かくなっていて、油とくっつきやすく、体内から油を排出するのにも役立つそうです。
和久田 「大活躍ですね。」
【アマゾン】・・・「発酵サトウキビファイバー」
番組の中で二種類のパッケージが見えていました。
「さとうきびごはんの素」と「発酵サトウキビファイバー」ですね。
製造元と思われる沖縄ウコン堂のサイトを見てみたら、
「お得な個包装なしの”発酵サトウキビファイバー”」
「便利な個包装タイプ、”さとうぎびごはんの素”」
と書かれていました。
包装の仕方で名称が違うようです。