まちかど情報室「手間 省きます」
2016/02/16(火)の放送でした。
●即席ぬか床=「かんたん ぬか美人」
お友達と一緒に自宅でランチ。
Mさん。
テーブルには、自家製のぬか漬けが載りました。
それはMさんが90分で漬けたものです。
和久田 「90分って、すごく早いですよね。」
その秘密は、ある粉にありました。
一度熟成させたぬか床を乾燥させて粉末にしたものです。
大さじ4杯の糠に50cc の水を加えてなじませれば、必要な量だけ熟成のぬか床になるというアイディアです。
本来のぬか床は、水分が出過ぎないように野菜は切らずにつけます。
こちらのぬか床は使い捨てなので、つける野菜も切って入れることができます。
ですから、軽くもんで90分を置けばぬか漬けが完成します。
お友達 「うん、おいしい。糠味噌臭くないよね。昔のぬか漬けだったらもっとぬかみそ臭かった。」
このぬか床は使い捨てなので、Mさんは、チーズやアジの刺身など、なじみない食材もぬか漬けにして楽しんでるそうです。
ホタテもありました。
お友達 「あじ、おいしいわ。」
Mさん 「もうあれ(ぬか漬け)だけで、パーテーになっちゃう。すぐその場でできるので、毎食出せるっていう感じですよ。」
和久田 「ぬか床って、1回始めると毎日かきまぜないといけないですけど、これだと手軽ですね。」
ドリップコーヒーなどを作っているメーカーが、このぬか床の粉を開発しました。
(ブルックスですね。)
ブルックス「かんたんぬか美人」のページ
ココアなど、粉末に加工する技術を新しい分野に応用したいということで、挑戦したということです。
使いたいときに水と混ぜるだけなので、海外にも輸出できるようになるのではないかと注目されているそうです。
テレビ東京WBSのトレたまでも取り上げていました。
使い捨て粉末ぬか床「かんたん ぬか美人」 20160126
ブルックスが直販しているので、楽天やアマゾンでは扱いがないようです。
使い捨て、という考え方を取り入れることで、いろんなチャレンジが出来るようになったということですね。
これは面白いと思います。
新しい糠漬け食材の探求。
サークルとしても成り立ちそうな気がしました。