寿司皿にICチップを付けた回転寿司チェーン=「スシロー」20160426-3

まちかど情報室は「通信して便利です」というテーマ。
2016/04/26(火)の放送でした。

●寿司皿にICチップを付けた回転寿司チェーン=「スシロー」

回転ずしの店舗。
ここで通信しているのは、回っているお皿。

すべての皿の裏には、IC チップがついています。

これで、いつ、どんなお寿司が食べられたのが、データ化されます。

それをお客さんの世代や性別、その日の天気など様々な情報と組み合わせます。
(データはクラウドサーバーで管理。)

こうして集めた40億食のデータを分析。
それをもとに、お客さんごとのオーダーの傾向を予測するというシステムです。

お客さんの声
・「好きなものが流れてきますね。エンガワ、ホタテ、、、もう絶対食べます。それは必ず」

・「頼まなくても、とってもいいのかなというぐらい(欲しい)ものが多い。」

しかも、責任着いてすぐの好みから15分後のオーダーや、最後に注文するメニューまで時間を追って予測できます。

サーバー管理会社 「一つ一つのデータは小さいですが、大量のデータがあればあるほど、精密な分析が出来る。
廃棄物をいかに減らすかということにも応用できますし、需要予測に使うこともできます。」

和久田 「お寿司まで傾向を予測するって、画期的ですね。」

このシステムを導入してから、廃棄されるお寿司の量が4分の1に減ったそうです。
(劇的ですね。)

・「スシロー」のHP

・客の食欲まで予想!回転寿司最大手「あきんどスシロー」のIT導入がすごい!

この仕組みは、羽田空港でも活用されています。
貸し出し用のベビーカーや車椅子がどこにあるのかという情報を集めます。

曜日や時間帯ごとに空港のどの場所での利用が多いかを分析します。
そこにあらかじめ多めに配置することで、待ち時間が少なくなったそうです。


いわゆる、ビッグデーターの活用ということなんでしょうね。
廃棄が少ないというのは、とてもいいことだと思います。

函館には、スシローはありませんね。
回転ずしもいろいろなチェーン店がありますが、スシローにも興味がわきました。

函館には「函太郎」という回転寿司店があります。
けっこう評判がいいです。
他の地域にも出店を始めているようです。
規模を追わなくてもいいので、函館発として頑張ってほしいと思っています。

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