2016年4月29日(金)”昭和の日”のNHKまちかど情報室は、
「注目!アウトドア最新事情」というテーマ。
一人でアウトドアを楽しむ人、みんなで楽しむ人達と二つに分かれていく傾向があるそうです。
先に”みんなで行く”アウトドアの製品が紹介されました。
次に、一人派に便利な製品が登場です。
一人で楽しむアウトドア
新井アナウンサーはユニークなアイディアで勝負するのが大阪の企業に取材に行きました。
ビーズ株式会社
アウトドア用品ブランドは、「DOPPELGANGER OUTDOORR(ドッペルギャンガーアウトドア)」
企画部の平均年齢は27歳。
若手中心のメンバーが個性的な製品を生み出しています。
不規則な勤務で友人と時間を合わせにくいという人も、一人アウトドアなら気軽に楽しめます。
(1)自撮り棒にもなる「オヒトリサマトレッキングポール」
持ち手の先を外して、部品を取り付けて、自撮り棒として使うことが出来ます。
(2)パイプだけでできた椅子「スタンディングチェア C1-60」
長さ44センチの2本のポール。
伸ばして、行くとV字に。
椅子として使います。
音楽が好きで、一人でも野外フェスティバルに出かけるという若者のニーズを受けて開発しました。
「グリップ的な素材を下に使っていますので、滑らないように設計されています。」
(3)一人用テント「スキマテント ワンタッチ 1人用 T1-281」
ちょっとした隙間さえあれば設置できるという小型のテント。
バイクで出かける人などが利用しています。
重さはわずか1.3キロ。
折りたたむとコンパクトに持ち運べます。
8年前にアウトドア用品に進出したこの会社。
他社との違いを明確にするために”オヒトリサマ”商品の開発に乗り出しました。
そのために行われたのは、大胆な人事異動。
アウトドアの経験がなかったという川瀬さんを企画部に。
川瀬さんが考えたのが、屋内用テントでした。
(4)室内用テント「ぼっちてんと」
新井 「落ち着きますね。」
川瀬 「より小さくなりたい。より一人になりたいというニーズですよね。必ず一人になる時間って人間に必要なんですよね。本能的な部分なので、それをうまく商品として昇華してあげれば、市場を切り開いていくことはできるなと。」
(5)一人用バーベキューグリル「オヒトリサマバーベキューグリル Q1-262」
一人で、気兼ねなく焼き肉。
これも一つのあり方ですね。
このメーカーでは、今後もオヒトリサマ向けの製品を充実させていきたいと考えているそうです。