弦に磁石が入った老眼鏡=「フロート リーディンググラス」20161108-1

「アイデア老眼鏡」
2016年11月8日(火)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

最近は、老眼鏡ではなく、シニアグラスとかリーディンググラスなどと呼ばれることも多くなりました。
おしゃれなものも増えています。

老眼鏡の最新アイディアが紹介されていました。

●弦に磁石が入った老眼鏡=「フロート リーディンググラス」

Wさんが小さな文字を見るときに欠かせないのが、老眼鏡。

「老眼鏡は付け外しが頻繁にあるので、簡単に置いてしまって、そのあと探すのに苦労します。」

Wさんが使っている老眼鏡には、そんな悩みを解消してくれるアイディアがあります。

ポイントは弦にある黄色い部分。

吸盤のついた専用のマグネットを壁にくっつけて眼鏡を近づけると、くっつきました。

弦にも磁石が入っていて、しっかりと固定されます。
好きな場所にメガネを置くことができます。

開発したのは、願いの生産地として知られている福井県鯖江市にあるメーカーの若い社員たち。
会社では、シニア世代が増え市場の拡大が見込めると、老眼鏡の開発に力を入れています。

開発者 「ファッションの一部として使えるような老眼鏡つくれないかと考えました。」

磁石が入った老眼鏡には様々なパーツを用意しています。

レンズとフレームを好きに組み合わせることができます。

「老眼鏡はどうしても地味なイメージがあるんですけれど、これはパーツも華やかで、選べるので気に入っています。」

柔らかい樹脂素材を使っているので、ちょっと外すときに首元にひっかけることが出来るようにもなっています。

そのまま動いても、滑り落ちにくくなっています。


老眼鏡のホームポジションを、壁に作るという発想ですね。
くっつけて置くところを決めれば、見失わないと。

くっつけるためのベースマグネットは両シールでつけることもできるようです。

フランスで開発された素材でできた弦は軽くて、弾力性に富んでいるとのことです。
試してみたくなりました。