「この溝がいいんです」
2015年4月2日(木)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
溝があるので、便利で使いやすいアイデアが紹介されていました。
人間関係で”溝”というと、よくないことですが、紹介されるのは、「キッチンや外出するときに役立つ溝」=いい溝、ということでした。
●溝がついたドーナツ型のオープナー=「ドーナツオープナー」
【アマゾン】
2人の子供を育てているTさん。
冷蔵庫にいつも貼り付けているのが、ドーナツ型のグッズ。
切れ込みが入って、フックのようになっています。
(ここがひとつの溝とのこと。)
この溝を缶のプルタブにひっかければ、開けやすくなります。
(プルタブが苦手な人も多いですね。つめが痛くなったりして。)
ネイルをしているTさんが一番よく使うのが、裏側の穴についている溝です。
この溝をペットボトルのキャップにフィットさせると、ネイルをしたてでも開けやすいということです。
4歳の男の子も、自分で水のペットボトルを開けることができました。
穴のサイズが二つあって、小さい方を使うと、ゼリータイプの飲料などのキャップも回すことができます。
小さいキャップは、意外と力が必要になります。
(このサイズのオープナーははじめてみましたが、確かに必要だなと思います。)
「ネイルをしていても開けやすいですし、握力が弱い人でも、力を入れずに開けられるので、使いやすいです。」
これを考案したのは台所用品メーカーの社長さん。
お母さんからいつも、ペットボトルのキャップを開けてと頼まれていました。
その体験から、手の力が落ちたお年寄りでも簡単に開けられるといいなということで開発をスタートしたそうです。
ドーナツの形は、ぷっくりしていてかわいらしいし、手のひらにすっぽり収まって扱いやすいと思います。