縮小版の雑誌を最初に作った出版社=小学館

NHKおはよう日本、2014/01/21のまちかど情報室のテーマは、
「”リサイズ”で便利に」

 
●縮小版の雑誌を最初に作った出版社=小学館
・問い合わせ先:株式会社小学館(販売)
 Tel:03-5281-1771

リサイズに関しての取材で、鹿島アナウンサーは雑誌コーナーに来ました。
いろいろな雑誌が、サイズ違いをそろえて置かれています。

これまでの女性誌の定番は、A4程度の大きさでした。
最近は小さくなったものを見かけます。

比べてみると、中身は全く同じです。
中身が変わらずサイズだけが小さくなっている雑誌は
今、およそ10の出版社が出しているそうです。

その一つ、30代の働く女性がターゲットになっている雑誌。
(「Domani」だと思われます。)

その編集部を取材したそうです。

ここでは、2年前からリサイズの雑誌を手がけているということです。
二つ別々に作る必要はありません。

今、雑誌の編集はパソコンを使って行っています。
パソコンを使うと大きくするのも小さくするのも自由自在。

手間でもなく、コストもかさまないそうです。
この雑誌は、月間で発行しているうち、
5回、リサイズ版を出したそうですが、
売上は5%から10%アップしたそうです。

「新規の読者が増えたという、とてもうれしい反応でした。
便利だな、買ってみようかなと思った方は確実に増えたと思います。」

小さなサイズがお気に入りだというAさん。
かばんに簡単に入られ、
電車の中で開いてもそんなに周りに迷惑をかけないという感じがします。

ちょっとした待ち時間にも雑誌が読めるということで、
買うようになったそうです。

「10分だとか、そんなもんだと思うんですけど、
気軽に気軽に読める楽しいものだと思います。」


いろいろな分野で、リサイズ雑誌が増えているようです。
同じ内容でもそれぞれ購入するという、人もいるようです。

雑誌業界は売上が落ち続けているそうです。
生き残りをかけた、必死の工夫と言うことでしょうか。
そこから新しいいいものが生まれてくればいいと思います。