体温で変化するシャツ=スポーツインナー 「VSKIN」

NHKおはよう日本、2014/11/のまちかど情報室のテーマは、
「体の動き サポートします」

 
●体温で変化するシャツ=スポーツインナー VSKIN
・VSKIN公式ページ

※スーパースポーツゼビオの一部店舗で販売があるそうです。
販売店の紹介ページ

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スポーツ中のけがを防いでくれるというアイディア。
体を動かすのが大好きなRさんが、着用しているものがあります。

着ているトレーニングシャツに注目です。
肩甲骨のところにラインが入っています。

その部分には特別な素材が使われています。
テーピングのように、けがを予防してくれるためのものです。

ちょっと固めの樹脂です。

筋肉や関節は体が十分に温まっていない時に無理に動かすと痛めてしまいます。

このシャツは、体がまだ温まっていない時には無理な動きをしないように、サポートしてくれます。

使われている樹脂は、熱を加えるとやわらかくなる形状記憶の樹脂です。

体があったまってくるとやわらかくなりますから、運動の邪魔にはなりません。

これを開発したのは、スポーツ医学を研究している帝京平成大学 渡會教授。
渡會さんは、これまでテニスや野球などのサポーターを開発するなど、けがの予防についての研究を続けてきたそうです。

渡會 「体が冷えていると、いい動きができない。パフォーマンスが落ちる中でやってしまうと(けがの)リスクが高くなりますね。」

トレーニングウェア自体に、こういった素材を使うことでけがを予防するアイデアが生まれました。

「運動したとき、ちょっと助けてくれるみたい。いい感じ。」


素材の工夫によって、体温に合わせて体の動きを制限すると言うのは、画期的だと思いました。

メーカーHPによると
「体温で変化する形状記憶ポリマーの技術を取り入れた世界初のスポーツインナー」
とのこと。

2009年からテストしていたということです。
しっかりとした検証が行われていると思われます。
徐々に広がってきそうな気がします。