フタがピッタリくっつく土鍋=「セラ・キュート」

まちかど情報室「フタに技あり!」
2014/02/26の放送でした。

 
●フタがピッタリくっつく土鍋=「セラ・キュート」
・問い合わせ先:有限会社一山製陶所
 Tel:0572-57-6805
製品紹介サイト → さなえ窯

新しいタイプの土鍋が紹介されていました。
土鍋にふたはつきものですが、その蓋に特徴があります。

蒸気を逃がす穴がありません。
負担の重さが1.2km と重めです。

鍋のふちに、フタがぴったりくっつくのがポイントです。
紙一枚通しません。

この鍋がお気に入りというMさん。
家族のためカレーを作ります。
奥さんと娘さんは、手を出しません。

先程の鍋に、材料をとんどんどんと入れていきます。
それで、弱火で40分煮込みます。
水は入れません。

フタがぴったりと密着して、蒸気を逃がさないので、
鍋の中の圧力が高まり、食材から水分が出てきて
その水分で煮込んでくれます。

40分ほどしてあけてみると、
しっかり水気があります。
今度は火を止めると、鍋が冷えて中の圧力が下がります。

蓋を持つと、鍋全体が持ち上がるような状態になります。

小山アナウンサー
「どれくらい密着しているか、試しただけなので
まねはしないでください。」

食材がよりやわらかくなります。
水分が出たところで、ルーを入れて、カレーのでき上がりです。

「野菜が、長時間煮込んだかなと思うくらいやわらかいので、
口の中で野菜本来の甘みやうまみが広がるかな、
と思って美味しくいただいております。」


鈴木アナウンサー
「じっくり煮込めていて、コクのあるカレーになりそうですけど、
ポトフとか煮物にもよさそうですね。」

圧力でうまみを増すという鍋です。

この土鍋
岐阜県の美濃焼の産地で、作られたものです。

普通の土鍋も作ってきたんですが、
価格の安い海外製品に押されていました。

そこで、土鍋の使い方の幅を広げようということで
考え出されました。

作るときのポイントは、
乾燥させる時に平らなガラスの上に乗せるようにしたことです。

作り方の工夫に、産地の技が光っています。

この製品、2013年11月18日(月)のトレンドたまごでも取り上げられていました。