トマトの魅力パワーアップ! 6月22日

函館地方、去年の今頃は25度を超える日があったと思います。今年は、肌寒い6月になっていて、夏が本当に来るんだろうかと心配になります。6月の台風上陸などもあり、例年と違うことが多い気がします。力強い日差しが欲しいです。
 2012年 6月22日(金)のまちかど情報室は、「トマトの魅力パワーアップ!」というテーマでした。代表的な夏野菜の一つ、トマトを使ったユニークな加工品や多彩な味わい方のアイデアが紹介されていました。

●トマトと味噌を合わせた調味料=「トマトミソース」
・問い合わせ先:株式会社貝島商店 TEL:096-372-2100
URL→http://www.yebisumiso.co.jp/
楽天で扱いがありました。アマゾンでは48個セットの扱いでした。
トマトの生産日本一は熊本県のようです。トマトを使ったユニークな製品が紹介されていました。Eさんが愛用しているもの。トマトと九州特産の麦味噌をあわせたものです。これは和食にもイタリアンにも合う不思議な味わいだそうです。
 Eさんは、ささみのフライだとそのままソースとしてかけて、アスパラの豚肉まきには、下味からつけられる調味料として使い、うどんの上にトマトと一緒にトッピングしたりもします。食べた人の反応もとてもよさそうでした。
 Eさんのコメント=「味噌とトマトとオリーブオイルがすごく合う。熊本県のトマトと味噌は最高だと思います」
 みそ汁にトマトを入れているということを聞いたメーカーが考案したそうです。味見してみたいです。

●色とりどりのトマトを扱う専門店
・問い合わせ先:セレブ・デ・トマト 青山本店 TEL:03-5766-3005
トマトの専門店を鹿島アナウンサーが訪れました。いろいろなトマトがありました。オレンジ、赤、黄色、黒っぽいもの、緑のトマトもありました。鹿島アナウンサーは緑のトマトを試食です。”しゃき、しゃき”といい音がします。「レタスの白っぽいところをしゃきしゃき食べてる感じ」との事。
 ギフトにも使えるフレッシュトマトの詰め合わせも紹介されていました。色鮮やかでインパクトがありました。
 レストランも併設されています。トマト専門店だけに、デザートもトマト。鹿島アナウンサーが試食したのは「完熟トマトのブリュレ」でした。トマトに砂糖をかけてバーナーで焦がしてぱりぱりのキャラメル状にしたところに、冷たいアイスクリームをトッピング。仕上げにはバルザミコスをかけて出来上がりです。鹿島アナウンサーいわく「アイスクリームの滑らかさと、カラメルのぱりぱりしたのがトマトにも合うんですね!」
 この店のHPにはオンラインショップのページもありました。トマトの詰め合わせは「トマトの宝石箱」という名前のようです。

●トマトと日本酒で作ったリキュール=「DELI TOMA(デリトマ)」
・問い合わせ先:吉乃川株式会社 TEL:0258-35-3000
新潟のSさん。乾杯して飲んでいるのは、一見トマトジュースのお酒です。新潟の酒造メーカーがトマトと純米酒を合わせて作りました。Sさんのお勧めは、そのお酒にタバスコ・ナンプラー・ウスターソースを垂らすという飲み方。
 タバスコを入れて試飲した友達は、「おいしい」と。ナンプラー入りを飲んだ人は「合うんですね!」 ウスターソースを入れたものは、「おいしい、甘くなる」
 Sさんは、このトマトのリキュールをスープに入れたり、パスタに加えてみたりして重宝しているそうです。
 Sさんのコメント=「飲めて、料理にも使えて、1本あればホームパーティーにぴったりというところが私にはうれしいです。」
 これまた面白い組み合わせだと思いましたが、トマトは懐が広いようです。

梅 大好き! 6月13日

北海道薬科大学は小樽市にありますが、3年後には札幌に移転することになったそうです。同じ学校法人が経営する北海道工業大学のキャンパスに移ることにしたということでした。最終的には、大学自体を一つにしていく構想のようです。少子化ということが大きい要因でしょうね。さらに札幌集中が進むことになると思うと、寂しさを感じます。
 2012年 6月13日(水)のまちかど情報室は、「梅 大好き!」というテーマでした。梅狩りや梅スイーツなど、旬を楽しめるアイデアが紹介されていました。

●梅狩りが体験できる農園
・問い合わせ先:岩本食品ぷらむ工房 TEL:0120-392-406
※梅狩りは6月25日くらいまで。詳細は要問合せ。
 梅といえば和歌山県。梅狩りが体験できる観光農園もあります。大きい梅をそれぞれ収穫していました。種類は南高梅。果肉が厚くて柔らかいということが特徴だそうです。1kg分持ち帰れるそうですが、調理の指導もしてくれます。
 ビンに梅を入れて、お砂糖をたっぷりと降りかけます。1ヶ月ほどたつと、シロップができました。水を使わなくてもとろとろになっています。
 鍋に梅と砂糖を入れて、弱火に掛けてしゃもじでかき混ぜていきます。25分ほど焦げないようにかき混ぜると、ジャムができました。体験したMさんのコメント=「梅ジャム作りを初めて体験して、簡単にできるんだなというのがわかったんで、またこれは家でしてみたいなと。」
 フルーツのようにその場でぱくっと食べられないのが残念ですが、自分の手でもいでいくというのは楽しいでしょうね。さすが和歌山だと思いました。

●梅干しの専門店
・問い合わせ先:有限会社福梅本舗 TEL:0120-430-917
楽天に出店していました。=梅干し商人『福梅本舗』

鹿島アナウンサーは、東京自由が丘の梅干専門店を訪ねていました。つやつや光っている、ハチミツほんのりの梅干=隠し味にハチミツを使っていてほんのり甘さがあります。昆布を巻いた梅干、桜の葉と花が添えられている梅干=「香りは梅と桜が半々」と鹿島アナウンサー。「桜餅の味がした」とビックリ。
本店は和歌山にあって南高梅を使っています。ハチミツにつけた南高梅を桜の風味とあわせて新しい味を作り出そうと考えたそうです。
 専門店のKさん=「今の人はフルーツ感覚、お菓子感覚で食べるのが普通になってるんですね。もっとバラエティ豊かに広げていきたいなと思ってます。」
 鹿島アナウンサーは、たくさん試食させもらったようでしたね。うらやましいです。酸味が苦手な人が多いようですが、小さい頃の食生活が大事なんじゃないかなと思います。

●梅を使ったレシピが書かれた料理本=「まいにち、うめぼし
・問い合わせ先:株式会社キクロス出版 TEL:03-3945-4148
料理研究科の芝佳世さんは、実家が梅干屋さん。梅干を使った料理を考えています。二時間ほど水にさらして塩分を抜いた梅干にてんぷら粉をつけてあげちゃいました。さっくっとした衣とさわやかな酸味でビールにあいそうです。
 生地に梅のジャムを塗って、そこに魚介類、梅干の果肉をトッピングして焼き上げたピザ。チーズと梅が合うそうです。
 豚ばら肉とジャガイモの煮物の中にも梅干を入れます。梅に含まれるクエン酸が短時間でお肉を柔らかくして、しかもさっぽりさせてくれます。
 ご近所の方を招いての試食会が行われていました。「じゃがいもに梅の香りがついていて、すごくあっさりとした感じ。」
 芝さんのコメント=「梅干と、とらえるよりフルーツのような酸味のある食材として捕らえたら料理の幅は広がると思います。

いろいろ見ているうちに、「NHKあさイチ良いこと続々! 梅パワー」という本が目に留まりました。