平安京の地図を重ねることが出来るサービス=「平安京オーバレイマップ」20160413-1

「地図 活用しよう」
2016年4月13日(水)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

近江アナウンサーはブラタモリという番組を担当していて、その関係で古地図を使うようになったそうです。

デジタル、アナログ、両方の地図を便利に楽しめるアイディアが紹介されていました。

●平安京の地図を重ねることが出来るサービス=「平安京オーバレイマップ」

京都市にお住まいのSさんと、Nさん。
歴史好きの2人はよく街歩きを楽しんでいます。

公園で見つけた石碑。
2人が取り出したのはタブレットです。

専用のサイトから今いる場所を地図で示した後、画面右上のバーをスライドさせます。

今いる場所がマークされ、羅城門という文字が浮かび上がってきました。
今から1200年前の平安京の地図と重ねることができるのでした。

京都市の博物館が平安京の復元模型のデータをもとに、地元の大学と協力して開発したサービスです。(大学は立命館大学でした。)

平安京オーバレイマップ

さらに2人がやってきたのは動物園。

タブレットを見ると九重の塔が立っていたことがわかりました。

「高いところに立てたがるんやろか。
同じ場所に観覧車があるというのが、おもしろいですね。」

「人間の営みの中で変わっていったんだなということとか、想像しながら歩けるところがとても楽しい地図だなと、思っています。」

和久田 「ブラタモリみたいですね。」


右上のバーを動かすと、平安京のちずの透明度が変わるという仕組み。
なかなか面白いですね。

平安京の地図の中に自分がいる場所が表示されると、ぐっと平安時代が身近になるような感じになると思います。
歴史をさらに学びたくなると思います。