握るのを補助するグローブ=「パワーアシストグローブ」20131203-1

「手作業をサポートします」
2013年12月3日(火)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

弱くなった握力をサポートしてくれたり、
わずらわしい手元の不便を解消てくれたりするグッズ。
手元を助けるアイデアが紹介されていました。

 
●握るのを補助するグローブ=「パワーアシストグローブ」
・問い合わせ先:ダイヤ工業株式会社
 Tel:086-282-1245
「パワーアシストグローブ」紹介ページ

【楽天】

手袋が登場しました。
スイッチを入れると指先が曲がります。

中に手を入れると、握るのを助けてくれます。

Eさんは、頚椎を損傷してから、両手がまひして
物を握ることが難しくなりました。

「字を書いたりするときも、力が入らないので
ちょっと難しいですね。握ることは。」

冒頭に登場した手袋をつけてみました。

そうすると
しゃもじでご飯をよそったり、
片手でポットを持ってお茶を入れたりすることが
できるようになりました。

この手袋は空気が入った小さなボンベと組み合わせて使います。
ボタンを押すと手を握る形に丸まってきて、
もう一度すと手が開きます。

ポイントは指に入っているチューブ。
甲の部分は伸びやすい素材。
裏側逆に伸びにくい素材を貼り合わせることで、
先のボンベから空気を入れ込むとまるで指みたいな動きを行います。

鉛筆やペットボトルを握る、動きを実演していました。
太さが違っても大丈夫です。

Eさんが一番うれしかったのは、
頚椎を損傷してから両手でしか持てなかったペンを
片手で持って、字を書けるようになったということだそうです。

「片手で書けるというのが、新感覚と言うか。
書けるんだな、とちょっとテンションが上がりましたね。」


今まであきらめていたことが、できるようになった
というのは、特別うれしいでしょうね。

ペンを握って、字を書いているEさんは、とても明るい表情でした。

見た目は無骨な感じがしますが、
有力な握力サポートの器具ですね。

高齢者の方の助けにもなってくるだろうと思います。