ビールの泡で文字が浮き出るビアカップ20140228-1

「アイデアで食卓楽しく」
2014年2月28日(金)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

3月は卒業式や送別会など、パーティなどの集まりが多くなる時期。
家に人が集うときなどに、
食卓を盛り上げてくれるアイディアが紹介されていました。

 
●ビールの泡で文字が浮き出るビアカップ
・問い合わせ先:株式会社陶光菴
 Tel:0748-82-2004
※商品の詳細が分かりませんでした。

Nさんは、妻と自宅でランチを。
二人が楽しんでいるのは、特別なビアカップです。

陶器でできているビアカップです。
ビールをちょっと注いで、しばらく待つと、、、
カップの中を覗いていた二人が、「おーっ」と歓声を上げました。

鈴木アナウンサーもトーンが上がりました。
「文字が。寿って言う字が浮かびあがっていますね。」

ビールの泡で文字が浮き上がるというものです。

ビールを入れる前の底の部分を見てみると、
文字の部分には釉薬がついておらず素焼きのままです。
素焼きの部分は空気をたくさん含んでいるので、
ビールを注いで5分ほど立つと、そこから空気が泡となって
浮かび上がってくるということです。

寿以外にも「祝」「友」「恋」やハートの形など、
自分が好きな文字を注文できます。

「のぞくと文字が出てくるのは楽しいですよね。」


滋賀県の信楽焼きのビアカップです。
信楽焼きは狸の置物で有名です。

ネットで調べてみると、数年前にもいくつかのテレビ番組で取り上げられて、
話題になったことがあるようです。

東急ハンズでも扱っていたことがあるという記事も見かけました。
(さっき見てみましたが、今は扱いがないと思われます。)

滋賀県の窯業試験場が大学と一緒に
「素焼きのカップはなぜビールの泡立ちがいいのか」
を研究したところ、素焼きのところにはたくさん空気が含まれている
と言うことがわかりました。
じゃあ、そこの部分だけ文字にしたら、浮き上がるんじゃないかと言うことで
思いついたそうです。

なるほど、、、、

ただ、ビールを入れて5分待つというのは、
ビールの味を楽しむということから言うと、
ちょっとずれているかもしれませんね。
話のネタということになるでしょうか。