おがくずでできた粘土=「もくねんさん」20160518-1

「捨てずに使いました」
2016年5月18日(水)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

捨てられないものは何かありますか?との問いに和久田さんは、
「なぜか、中学高校時代の体操服と、演劇部で作った衣装が、捨てられなくて、、、」
とのことでした。

捨てられていたものを加工して便利に使うというアイディアが紹介されていました。

●おがくずでできた粘土=「もくねんさん」

粘土遊びを楽しんでいるIさん親子。
この粘土はちょっとユニークです。

「木のいいにおいがするよね。」

その秘密は、材料にあります。
鉛筆の製造過程で出るおがくずを使っています。

この工場では、鉛筆の原料となる木材の40%がおがくずになっています。
これを粉状にしてのりを加えて、練り込むことで木製の粘土にするというアイディアです。

「手がべとべとしないし、においが好き!」

この粘土、作品を作って2、3日乾燥させると水分が飛んで、木のように硬くなります。

ヤスリで形を整えるなど、加工も楽しめます。

細かい加工もできるんですね。


おがくずから作ったこの粘土、固くなるので、色を塗ることが出来るので、芸術的な作品に仕上げることもできます。

大人でも楽しめそうです。
アクセサリーなども作れそうです。

処分するときは燃えるゴミとして扱えます。
そのまま埋めても微生物の力で土に還るそうです。

木の質感を楽しめそうですね。
木の塊を彫っていくのはとても大変ですが、これなら手軽に木の人形が作れます。

試してみたいです。