腕全体で支える杖=「スマートクラッチ・ジーニアス」

NHKおはよう日本、2016/01/08(金)のまちかど情報室のテーマは、
「支えてくれます」

●腕全体で支える杖=「スマートクラッチ・ジーニアス」

ウクレレ奏者のOさん。
実は半年前に、、、
「屋根に上っていてちょっとした作業していて腰から落っこちまして、、、」

骨盤を骨折し、全治1年。
松葉杖での生活が続いています。

「昔ながらの松葉杖というのは手首に重心がかかわるわけですね。
演奏とか仕事でするもんで、手首にあまり負担をかけたくないと。」

そこで特別な杖を使っているそうです。
特徴は、杖の上の部分に腕を通すところがあること。
その部分は動かすことができます。

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角度を変えることができるということです。
好みの角度に調整することができます。

腕全体で体を支えて、手首の負担を少なくするというアイディア。

自分の体格に合わせて杖の長さは、10段階に変えることができます。

「肘掛けみたいな状態になっているので、ちょっとした作業は、手元が動かせてできるということが非常に良いなということで。
手首も痛くならないし、体に負担がなくて、楽で安心なんですよね。」


この杖、南アフリカの学生が考えたそうです。
もともとは、スポーツ選手のけがの治療のために開発したものですが、
今日本では、病気や高齢のために握力が落ちている方から、楽に使えるという声があるそうです。

私も松葉杖を使ったことがありますが、まず最初に手首が痛くなったような記憶があります。

慣れないせいで、余計に力が入っていたこともあると思います。

今回紹介された杖は、余計な力が入りにくいという形でもあると思いました。