濡れた部分が膨らむ紙=「ふくらむアート」20131204-2

2013/12/04のまちかど情報室のテーマは、
「浮き出て楽しく」

 
●濡れた部分が膨らむ紙=「ふくらむアート」
・問い合わせ先:ティーツーデザイン株式会社
 Tel:03-3725-3351

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ティーツーデザイン ふくらむボタニカルアート ばら

絵を書くのが趣味だというAさん。
この日はおばあちゃんと一緒に絵を描きました。

およそ15分で鉛筆の下書きができました。
花のデザインが上手にかけました。
おばあちゃんは、花と子供と楽しげな絵です。

水で濡らして加工します。
筆に水を染み込ませ、なぞっていくと
なぞった部分が膨らんできました。

この紙、もっともっと厚さ1センチほどあったものです。
それを熱しながら圧縮して、薄くしていました。

水で濡らすと、圧縮したところが元に戻り
膨らんだように見えるということです。

膨らんだ部分に色をつけて、一体的な絵が完成しました。
Aさんの花は、綺麗な仕上がりです。

おばあちゃんの絵も立体的になり、さらに味が出ました。
「すごい不思議。(絵の中で)娘が育ってるみたい。」

「水をちょんちょんとつけていくだけなので
手軽だし、モコモコした感じてかわいらしいし、
ふわふわしたあったかい感じが好きですね。」


色を塗った後に濡らしても膨らみました。
水彩絵の具で塗っていけば、もっと手早くできると思われます。

これを考えたのは、デザイン会社の社長だそうです。
ヒントにしたのは、濡らすと膨らむスポンジです。

この社長さん、釣りが好きだそうです。
魚拓を見ていたら、膨らんだらもっといいだろう
と思って、製紙会社の方と相談して作り出したそうです。

好きなことを深めているうちに、
新しい製品にたどり着いたということですね。
うらやましいです。