「足してつなげて 役立ちます」
2015年3月6日(金)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
細かいところに注目して、足したり、つなげたりして便利なアイデアが紹介されていました。
担当の鹿島、鈴木両アナウンサーの記憶では「これは初めてだろう」ということでした。
●つなぐえんぴつ削り=「TSUNAGO」
この春から小学生の娘さんが居間でお絵かきをしています。
弟君は2歳です。飛行機を描いていました。
絵を書くのが大好きですが、短い鉛筆は持ちづらそうでした。
鉛筆同士をつなげて長くできる鉛筆削りがあるそうです。
まず、短くなった鉛筆のお尻の方に穴が開くように削ります。
次に、違う刃に切り替えて、別の鉛筆の先の方を削ります。
先は、ちょっと変わった形で削られます。
さっきの後ろにあけた穴に会うような形なんですね。
接着剤をつけて、その二つをつなげるというわけです。
その後、削っていっても、つなぎ目のところも自然になっていて、次の鉛筆の芯が出てきます。
父 「短くなれば捨てていたんですけれども、今は、もう少し物を大切しなければいけないと思うので、そういうところが好きですね。」
短い鉛筆を使い切るためのグッズは昔からありましたが、これは最後の3センチまで使い切るという感じですね。
すばらしいと思いました。
ただ、子供たちの遊びの延長で、必要以上に長くつなげてしまうということは、ありそうです。
それもある程度は仕方がないかなという気がしました。
工作に目覚めるきっかけになるかもしれません。
このアイディアを思いついたのは、絵を描くのが好きで、短くなった鉛筆を捨てるのはもったいないなと思っていた男性。
そのアイディアを老舗の鉛筆削りメーカーに持ち込んで完成した製品だということでした。
今では、海外の見本市などでも人気だそうです。
ネット上でも、「欲しい!」という声は多いようでした。