糸くずを使った一輪挿し20151001-2

NHKおはよう日本、2015/10/01(木)のまちかど情報室のテーマは、
「楽しくリサイクル」

 
●糸くずを使った一輪挿し=「Mini Flower Vase」

mikketa(糸くず製品のサイト)

岐阜県羽島にある工場でのリサイクルのアイディアが紹介されていました。
(三星毛糸株式会社だと思われます。)

この工場でリサイクルしているものは、、、
「もともと捨てていた、糸くずになります。」

この工場では、布を織って刺繍などの装飾を行っています。
きれいな生地の裏を見てみると、沢山の糸が余っています。
出荷する時にはこの糸を、切り落とします。
その糸くずの量は、ひと月でおよそ200キロ。

その糸くずを再利用した製品。
使っているのはTさん。

模様が糸くずで作られた一輪挿し。
板の穴に筒を差し込んで使います。

工場で出る100色ほどの糸くずを、職人さんがバランスよく配置して透明なアクリル樹脂で固めてから加工したものです。

「あ、これ糸なんだ、という感じがするし、色も長さもバラバラで、びっくりします。
自分だけのものという感じがして、気に入りました。」


工場がある岐阜県羽島市は、繊維産業が盛んな地域です。
地元のデザイナーさんと協力して開発した製品です。

この糸くず、一輪挿しの他にも、サイドテーブルに生かしたり、和紙に織り込んでレターセットにしたりもしています。

糸くずには、独特の魅力があるんだなと思いました。
アクリル樹脂の中に閉じ込められた糸は、存在感がありました。