春だ!緑を育てよう! 4月23日

米アラスカ州に日本語が書かれたサッカーボールが漂着したというニュースを見ました。津波で流されたもので、震災から1年1カ月以上たって、太平洋を越え約5400キロ離れた異国で発見されたわけですね。持ち主が陸前高田市の高校2年生ということがわかり、手元に戻る見通しです。見つけた男性の妻が日本人だったということは、よい偶然だなと思いました。
 2012年 4月23日(月)のまちかど情報室は、「春だ!緑を育てよう!」というテーマでした。緑を育てたくなる季節、手軽に花や野菜を育てられるアイデアが紹介されていました。

●刃を突き刺して耕す耕耘機=「ミニ耕運機」
・問い合わせ先:ブラック・アンド・デッカー TEL:03-5979-5677
URL→http://www.blackanddecker-japan.com/ 
楽天で扱いがありました。
 市民農園で野菜を育てているHさん。これまで、土を耕すときは鍬(くわ)を使っていました。「これだけ腰かがめるでしょ。そうするとやっぱり腰が痛くてね。」ということでした。そこで、耕運機を使うようになりました。持ち運びが可能なものです。一見するとコードレス掃除機を少し大きくしたような感じ。
 スイッチを入れると刃が垂直に土に突き刺さります。地面を突き刺しながら耕していくというマシーンでした。一般的に耕運機というのは、刃が1回転するそうですが、これは刃が行ったり来たりして、回転はしません。何が良いかというと、雑草が刃にからまることなく取り除けます。
 鍬と耕運機の作業の違いを、Hさんが実演してくれました。大きな差がつきました。耕運機の重さは、3.6キロということで、女性のHさんでも軽々と作業できるそうです。
 Hさんのコメント=「持ち運びが便利。女性でも軽くもてますし、楽しんで家庭菜園ができる感じです。」
 耕耘機・耕運機どちらも「こううんき」と読むようです。タイヤが付いていてエンジンがついているというイメージでしたが、このミニ耕運機電気モーターで動きます。電池の性能向上が、こんな手軽な耕運機につながったんでしょうね。

●絵本のような緑を楽しめるキット=「green story(グリーン ストーリー)」
・問い合わせ先:明和工業株式会社 TEL:0256-70-5858
商品HP→グリーンマーケット
楽天やアマゾンは扱いが無いようです。Afternoon Tea Online Shopでは扱いがあるそうです。
フードコーディネーターのEさん。最近見つけたのが、本のような緑を育てるキットです。Eさんが取り出したものには、キリンやゾウなどがいました。水で湿らせたスポンジをはめ込みます。そこに種をまいたら、水をあげるだけ。日当たりのよいところに置いて、見守ります。1週間ほどすると、草が生えてきました。これはチモシーという牧草で、1ヶ月ほど緑を楽しめます。食用ではないそうです。手紙として送れるタイプもあり(green mail)、もらった人が育てて楽しむことができます。
 Eさんのコメント=「とてもかわいいと思います。すごく成長がはやいので、毎日お水をあげるのも楽しいし、すごく育てやすいです。」
 郵送できるグリーンメールは、実用的なプレゼントから脱却したいときなどに、いい選択肢になると思います。

●ペットボトルを使って育てられる野菜のキット=「ペットマト」
・問い合わせ先:ぐっどらぼ(GOODLAB) 
 ※電話での問い合わせは不可。 Email→info@goodlab.jp
URL→http://www.petomato.com
楽天で扱いがありました。
散歩中は、緑を持ち歩くというデザイナーのOさん。ペットボトルで育てたミニトマト。散歩中にも味わうことができます。Oさんは「ペットマト」というキットを使って育てました。使い終わったペットボトルに液体肥料と水を入れて、赤いフタを差し込みます。フタの真ん中の部分が水を吸い上げるスポンジになっています。そこに種をおいて、上から発芽を促すための肥料で覆って、おしまい。日当たりの良いところにおいておくと、三ヶ月ほどで実るということです。
 Oさんのコメント=「愛着というか、毎日見てないと気になるんです。ぼくなんかは出張とか多いんですけど新幹線の中に持っていって楽しんでます。」
 Oさんは、サングラスをデザインする仕事をしているそうです。現在5つ育てていて、一番気になっているのは、イチゴだそうです。これまた、楽しみですね。我が家でも一つくらい何か置いてみようかなと思っています。