折り紙用の金網=「おりあみ」20151130-3

まちかど情報室「日本の伝統 楽しくアレンジ」
2015/11/30(月)の放送でした。

●金網でできた折り紙=「おりあみ」

作っている金網メーカーのHPに紹介ページがありました。

「おりあみ」紹介ページ

※上記HPによると、12月7日から販売されるようです。
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Tさんご家族。
手先の器用な小学校3年生の男の子が夢中になっているものがあります。
綾取りをしている様子が映っていたのですが、その夢中になっているものとは、実は、折り紙できる金網でした。

車のオイルフィルターなど、工業用に使われているものです。
直径が0.05mmという極めて細い銅を織って作られています。

折りやすいやわらかさがありながら、折ったあとはしっかり強度が出てくるというのが特徴です。

男の子のお気に入りの作品は、恐竜でした。

「折り紙だと立たないけれど、これだと立つから飾れたりする。」

開発したのは東京荒川区にある、老舗の金網メーカーです。
使う金属の種類や、太さなどの組み合わせで、金網というのはおよそ1万種類あるそうです。

ある日、工場で働いている職人さんが折り鶴を作ってみたところ、質感が独特だったことをヒントに、金網で日本伝統の折り紙を楽しんでみてはどうかということで、思いついたアイデアだそうです。

和久田 「確かに、光沢があってきれいですね。」

金網メーカー社長 石川さん
「一般の方でも簡単に折れて、なおかつ、きれいな作品ができるようなものを作りたいなと思いまして。
ずっと鑑賞できるような商品だと思いますね。」

和久田 「金網だとは思わなかったです。独特のハリとツヤがあって、すてきですね。」

色合いがおめでたい雰囲気もあって、お正月や結婚式の披露宴の手づくりの飾りなどを作るのにぴったりの素材です。


11月5日(木)の東京テレビWBSの「トレンドたまご」で紹介されていました。
そこでは、花びらを折ってコサージュにするアイディアも出ていました。
「銅のにおいがする」と言っていたのが印象的でした。

老舗のメーカーが新しいことにチャレンジしているということで、頑張ってほしいなと思いました。
ここぞというときには、この「おりあみ」を使ってみたいです。