まちかど情報室スペシャル20131104大学生の奮闘

大学生のアイディアが商品化されたものが紹介されていました。
宛名や住所がまっすぐ書きやすい封筒=「UD封筒」
(2012年3月7日放送)
 縦線が入っていて、一見木目のような感じもします。
おしゃれに見えますが、
実は、字を真っ直ぐ書くための枠になっています。
字があまり上手ではなった学生さんが宛名だけでも綺麗に書きたい
と言うことで考え出したものです。
さりげなくガードになっていのがいいですね。

固まった調味料をほぐせる容器=「spice shaker(スパイスシェイカー)」
(2013年8月1日放送)
 柔らかい素材でできています。
湿気で固まったものを、もみもみすることで、
最後まで使い切ることができます。
学生さんの中で一人暮らしで、よく調味料を固めてしまった
という経験から生まれたものらしいです。

スーツ用 鞄にかけるハンガー=「ポータブル スーツ ハンガー」=「ポータブル スーツ ハンガー」
(2013年4月5日放送)
バックに引っ掛けて、上着をかけられるフック
就活に役立ちます。着たり脱いだりすることが多い上着。
しわにならないように持ち運べると言うことです。


鹿島アナウンサーが学生を取材しました。
法政大学デザイン工学部。

商品開発を手がけているサークルがあるそうです。
サークル名は「コトリ(cotoRE)」

週に一度開かれているアイディアの検討会。
21人のメンバーほぼ、全員が参加しているそうです。

一人ひとり、考えたアイディアを大きな紙にまとめています。
そこに、みんなの意見が付箋で貼り付けられていきます。

鹿島アナウンサーがおもしろいと思ったものを紹介していました。
・腕をつまむと、ぴょっと飛び出てくるUSBメモリ
=「自力でUSB」
 「おもしろかったら抜いてくれるかな、ということで」
誰かの部屋にたまっているときに思いついたアイディアのようです。

・桜の花びらの形の大きいクッション
=「ハナサカマクラ」

サークルのリーダーK君は、大学院の1年生。
自ら考えた野菜の栽培キットが去年から商品になって
販売されてるそうです。

「もうけとか、大人の事情とあまり関係ないところで、
自由にものを発想していける。
プロでも思いつかない商品を作りたいと思ってます。」

2年生女子3人組みも、
自分たちのアイディアを商品化することを目指しています。

「商品化ということを考えながらやっているから楽しい。」
「商品化できたら自分の自身にもつながると思います。」

3人は防災グッズの商品化を目指しています。
大震災のとき食器棚から食器が出てきてしまった経験を
元にして、食器棚の扉を止めるストッパーを作ろうと考えました。

既存の商品は、機能はあるけれどかわいらしくないと思いました。

「かわいいけど、防災グッズなんだよ、みたいな、、、」

食器棚の取っ手の幅の調査をしました。
その後、デザイン、試作。

しっかりとまる形を見つけ、先輩にみてもらいますが、
「もともと言っていた、かわいらしさ、は今のところない。」
というもっともな指摘で、しょんぼり。

その後、
携帯のデコレーションや、家の看板などにも使われる、
数字やアルファベットに着目。

数字の5や8、アルファベットの小文字のaなどを切り出しました。
よさそうです。

サークルのアイディアを商品にしてきた実績のある会社を訪れプレゼン。
担当者には「アイディア自体はすごくおもしろい」
と評価してもらいました。

その後、改良を経て、いいものができたようです。
もうまもなく商品化されるそうだということで、
詳細は見せられない、ということでした。
モザイクがかかっていて、気になりました。

商品化されたときには、
またまちかど情報室で取り上げることでしょうね。
楽しみです。