心臓病や脳卒中の予防に嗜好品を活用=「嗜好品外来」20161025-2

NHKおはよう日本、2016/10/25(火)のまちかど情報室のテーマは、
「高齢者見守り 新サービス」

●心臓病や脳卒中の予防に嗜好品を活用=「嗜好品外来」

チョコレートやワイン、ナッツなどの嗜好品を使って、病気の予防につなげようという取り組みです。

病院を訪れたOさん、74歳。
最近、血圧が高めなのが気になり、やってきました。

診察を受けると、なんと、チョコレートを食べるように勧められました。

医師 「ダークチョコレートのカカオポリフェノールは、血圧を下げる効果ですとか、善玉コレステロールをあげる効果が証明されてきていますので、、、」

ここは、全国で初めての「嗜好品外来」。

戸田中央総合病院「嗜好品外来」

心臓疾患センターの内科に設けられました。

「薬を使わずに、その手前で高血圧の予防をするのを目的としています。」

Oさんのばあい、医師は一日およそ20グラム、カカオを多く含んだチョコレートを摂ることが高血圧の予防になると判断しました。

Oさん、薬と違って大好きなチョコレートを楽しく食べています。

この半年で血管年齢が10歳も若返ったそうです。

「病気にならないように、好きなものを食べて、それが結果として良いのであれば、素晴らしいことだと思いますよね。」


いろいろなところで、「血圧を下げる食べ物」が取りざたされていますが、医師が責任をもって指導してくれるというのは、心強い限りですね。