ユニーク乗り物でちょっといい旅 8月15日

今日は全国各地でUターンラッシュが予想されています。北海道では、込んでいるとは言っても渋滞が何十キロにもわたるということはありませんね。これから移動という方も多いでしょうが、無理せずにお帰りください。
 2012年 8月15日(水)のまちかど情報室は、「ユニーク乗り物でちょっといい旅」というテーマでした。ユニークな乗り物で楽しむ身近な旅のアイデアが紹介されていました。
●乗り降りが自由な2階建てバス
・問い合わせ先:日の丸自動車興業株式会社
 TEL:03-3215-0008(スカイバスコールセンター)

赤い二階建てのバスで有名なのはロンドンですが、東京でも屋根なしで開放感のある2階建てバスが走っているそうです。スカイツリーも良く見えます。このバスに乗り込んだのは、Eさんとお友達のNさん。二人で東京観光をしています。風を感じて気持ちよさそうです。選んだコースは東京駅を出発して、日本橋、秋葉原、上野などをめぐるコース。途中の浅草についたところで、Eさんたちがバスを降りてしまいました。40分ほどゆっくり浅草を堪能して、またバス停に戻ると、バスが居ました。
二階建てで屋根も空いていますが、実は路線バスで、1日9本、休日は18本も走っていますから好きなところで乗り降りできて、時間を気にしないでゆっくり観光できます。この夏から始まったものです。
ちょっと違った雰囲気で東京観光ができます。
Eさんのコメント=「風が気持ちいい。目線が変わるじゃないですか。それがとってもすてきでしたね。」
開放的なバスだなと思いました。屋根がないので、高い建物を一望できるのは新鮮だと思います。

●水陸両用観光バス=「 ★水陸両用バス★ JTB 東京ダック ツアー」
・問い合わせ先:株式会社ジェイティービー 
 TEL:0800-800-3309(フリーダイアル)9:30~18:00 日・祝日を除く
※通常は、東京品川区の船の科学館からスタートしていますが、15日は、東京千代田区の東京国際フォーラムからのスタートになります。

お台場・レインボーブリッジなど東京湾を囲む名所をめぐるツアーが紹介されていました。高速道路と海が一緒に見えるというのが東京の良さだといえるでしょうね。出発から30分立ったところで、ある場所に来たバスが止まりました。乗り込んできた方は「船長の遠藤です。どうぞよろしくお願いします。」と挨拶していました。船長と名乗るということは、、、、。お客さんたちも「さん、にー、いち、、、ザブーン」と声を掛け合っていましたが、バスごと海に入っていきました。水陸両用のバスでした。
 今度は東京湾を海のほうから眺めます。
お客さんのコメント=「潮がしょっぱかった。」  「普通に車のように走ってて船になるので不思議ですね。自家用車がこうなったらいいのにとか思いますね。」
 水陸両用観光バス。ユニークですね。水に入る瞬間や陸に上る瞬間は特に興味深いですね。体験してみたいです。

●鹿児島中央と指宿を結ぶ特急列車=「特急 指宿のたまて箱」
・問い合わせ先:九州旅客鉄道株式会社
 TEL:099-256-1585(鹿児島中央駅 案内センター)

鹿児島中央駅から指宿(いぶすき)駅へ走る特急列車が紹介されていました。この列車にのるのは、Kさん一家。岡山からこの列車に乗るためにやってきたそうです。
車両の上からは、白い煙が噴き出していました。冷たいミストですが、冷房効果を狙ったものではなくて、地元に伝わる浦島太郎の昔話にちなんでいるそうです。玉手箱を開けたときに白い煙が出てくるということをイメージしているということでした。車体は黒と白に塗り分けられていますが、黒い髪も一瞬にして白くなったということを示しているそうです。
車内に用意されている玉手箱に、弟さんがメッセージを入れました。すると、車内アナウンスとしてそのメッセージが紹介されました。
 列車からの眺め。桜島が見えます。海の雄大な景色が魅力的です。列車は終点の指宿駅に到着しました。出迎えてくれたのは、陸がめです。帽子をかぶっています。
 娘さんのコメント=「きれいな景色が見られた」  お母さんのコメント=「すごい発想がよくて、夢も与えられるのでいいかなと思います。」
 駅で出迎えてくれた陸カメは普段は指宿市内にある動物園に居ます。週末になって、なおかつ体調が良いときには駅長として活躍するそうです。
 昔話にこだわった面白い企画ですね。