NHKおはよう日本、2015/03/10(火)のまちかど情報室のテーマは、
「もうすぐ 春のお彼岸」
●一輪挿しタイプのコンパクトな仏具=「Potterin(ポタリン)」
Nさん。
4年前に亡くなったおばちゃんの写真のそばに、いつもお花を供えています。
おばあちゃん子でしたね。優しいんですけど、その逆の厳しさもすごくあるおばちゃんで、いろいろしつけられましたね。
この日はおばちゃんの月命日。
「我が家には仏壇がないので、これで供養します。」
写真の前には小さな花瓶、一輪挿しがおかれていますが、、、
その上の部分をはずすと、中にはろうそくがありました。
他にも供養する時に必要なものが現れました。
線香立て。
木の輪っかは、りんを鳴らすための道具でした。
棒ではなくて、丸い形にしたのがポイントです。
そのために収納できるようになりました。
元に戻すと一輪挿しになります。
考えたのは仏具の生産が盛んな富山県高岡市にある、老舗のメーカーです。
生活スタイルの変化で、仏壇を置かない家が増えてきて、出荷数が減少。
そこで、コンパクトな仏具できちんと供養ができるように、考えました。
「日常的にお参りできる場所があると、おばあちゃんが身近にいるような感じがして、うれしいですね。」
とてもいい音がしていました。
ただ、デザインだけが売りではないんですね。
きちんとした伝統的な技術が生かされていると思います。
台座=りんの色は「金」「銀」「ピンクゴールド」の3種類。
一人暮らしにもぴったりだと思います。