まちかど情報室は「なかかな倒れません」というテーマ。
2016/11/10(木)の放送でした。
●三層の網で線香が倒れにくい=「ストレイタム香層」
Sさんは、毎朝ご先祖様に線香をあげるのが日課です。
「線香立てたあとは気にしています。
消えるまで、やはり火災が心配なので。」
そこで使い始めたのが、ステンレスでできた線香立て。
三層の構造になっていて、一番上と真ん中の網で線香が倒れるのを防ぎ、一番下の細かな網が、線香を受ける仕組みです。
網にさすように線香を立てれば、安心です。
早送りの画像で、どうなっていくのかを紹介していました。
一番上の網を通り抜けても真ん中の網が支えています。
さらに短くなった線香は、一番下の網が受けて、最後までしっかり燃え切ります。
使うときは香炉などの容器に入れて平らな場所で使います。
「2枚の板でしっかり押さえていますから、倒れる心配がない。毎日線香あげて、その後は安心していられるのがいいですね。」
これを考えたのは、仏具とは関係のない調理器具メーカーの社長。
高齢になった母親の指先の力が弱くなって、先行しっかり立てるのに苦労している姿を見て開発しました。
最初はお菓子の空き缶を使って手づくりで試作品をつくり、試行錯誤を重ねて完成させたそうです。
大中小の3つのサイズがあるので、確認が必要です。
(上記の画像は小です。値段差も結構大きいと思います。)
線香が最後まで燃え切るというのはいいなと思いました。
香炉の灰に刺すと、すっかり燃えてしまうことはないと思います。
灰の中に燃え残りがあると、私はなんだか残念な気持ちになります。
倒れない安心感、すっかり燃え切ってしまうすがすがしさが感じられるいい製品だと思いました。