まちかど情報室「泡 楽しもう!」
2015/11/05(木)の放送でした。
●泡を見て楽しむ砂時計=「awaglass」
【アマゾン】
Iさん親子。
最近お気に入りなのがガラスでできた砂時計のようなグッズ。
ブクブク泡が出ています。
砂時計の形をしていますが、時間を計るものではありません。
水の泡の動きを眺めて楽しむというものです。
「泡がポコポコと上がってくるのを時間とか関係なしに見て楽しんでいます。癒されるんで。」
この品、繊細なカラスでできています。
東京葛飾の砂時計職人さんが作りました。
吹きガラスで作ります。
水を中に入れて蓋をします。
これが大変だそうです。
「水とガラスって相性が悪いんです。沸騰したりしますからね。」
ガラスを吹いて作るひょうたん型の容器。
現在、日本で作ることが出来るのは3人だけだそうです。
「癒されるというか、飽きない、そういうところじゃないですかね。
どんどん、いろんなアイディアを入れていかないと砂時計も先細りになっちゃうんじゃないかと。」
和久田 「砂がサラサラと落ちるのもいいですが、こうして泡がゆっくり上がっていくのもいいですね。ずっと見ていられそうです。」
正確に時を刻むものではありません。
逆に時間を気にせず、眺めることで気持ちが穏やかなになりそうです。
このガラス、とても繊細です。
すぐに冷めて硬くなってしまいます。
さらに、液体を閉じ込めながら作っていく、素早く仕上げるというのは高度な技術が必要だそうです。
真ん中のくぼんでいる細い部分は、わずが0.2ミリちがうだけでもうまく泡が出てこないそうです。
職人の技が泡を生み出していると言えます。
説明を聞いていて、中に入っているのはのはただの水なのかと思ってしまいましたが、製品の説明を読むと、特殊な「シャボン水」だとか。
うまく泡立つように、デザイナーが自ら配合した専用の液体だそうです。
出来てはすぐ消えてしまうからこそ、飽きずに泡を楽しむことが出来るということなのでしょう。
方丈記という古典の出だしに
「よどみに浮かぶうたかた(泡のこと)は、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし。」というのがあったと思います。
急に思い出してしまいました。
手触りもよさそうです。
思ったよりも小さいというレビューもありましたが。